世界の社会の窓から | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

長い会議だった。

帰国後の、時差ボケで苦しんでいるときには、本当に堪える。

目の前に社長が座っていて、
寝たら一発でばれる位置だ。
参加者で一番日焼けしてるから、
それだけでも、ポイント、マイナス。

頭に濃霧が横たわり、
どんどん眠くなるから、顔をつねったり、うつむきながら、鬼のような
顔をして顔面筋肉を刺激したり、なんとか、乗り切った。

会議室を飛び出し、急いで
トイレに駆け込む。

チャックを下ろして、
中の消火器みたいのを取り出して、
ゴルファーが打つ前みたいに、
スタンスを取り直し、一気に、


シャー、である。

普通なら、そうなるはずだ。

が、事件が起きた。


これまでの人生では出す前に事件を起こしたことは、ない。

シャーした後には、二度、事故ったことがある。

つまり、シャーした後に、

急いでチャックを引き上げたら、

消火器みたいなあれの横に、
チャックが食い込み挟んでしまったのだ。

泣きたいほど痛かった。

戻しても、痛い。
下ろしても、痛い。。

一珍一退を繰り返し、

何とか、チャックが離れてくれて、そして、今があるわけだ。


ニンニクの芽。豚肉。このマリアージュ、あなたにも、わかるでしょう?




しかし、今回は、シャーする前だった。

チャックを引き下ろそうとしたら、
なななんと、


チャックをつまむフックの部分が、ポロリと欠け落ち、残ったチャックが引き下ろせなくなってしまったのだ!!


出そうだ。
でも、出してはまずい。
僕はまた鬼のような形相で消火器を我慢させ、
そして、手探りで破壊されたチャックの引き下ろし部分を爪でつまみ、引き下ろしたのである。

何とか下りてくれて、
事なきを、得た。

あぁぁぁ、ぁぁぁ。。

喘ぐようにシャーをして、隣で用を足しに来た他部門の役員から、怪訝そうな顔をされてしまう。




夜は、また、宴席。

ひとつ問題が残っている。

それは。なにか。




下ろしたチャックが、引き上がらず、空いたままなのである。





市内中華S。いつも美味しい品々をアリゲロゴザマシタ。