【鹿児島県】 武岡酒店さん | 酒屋修行の日々

酒屋修行の日々

2016年夏に11年半 勤めた会社を退職し、実家の酒屋を継ぐことにしました。
見たり聞いたりやってみたりと、修行をしたいと思っていますので、その内容を記録したいと思いますヾ(^ー^)♪
→(追記)働き始めましたが、ブログは続けていますm(_ _)m

武岡酒店さんは、焼酎、日本酒をメインに扱われている、鹿児島県の酒屋さんです(^O^)

お話を聞かせて頂き、お店も見学させて頂きました。

 

さつま白波に発する第一次焼酎ブーム(70年代)で、多くの蔵がホーロータンク仕込に切り替える中、カメ壺仕込を続ける蔵元さんと協力し、何度も蔵に通い造りをお願いし、うまい焼酎を販売されてきたそうです。

 

大量生産のど真ん中の時代に、手間暇かかるカメ壺造り(二次仕込まで)こだわる。

商売の先見性も去ることながら、「うまい焼酎、納得できる焼酎へのこだわり」を勉強させて頂きました!!

 

お店の外観 (この写真だけグーグルマップからお借りしました)

日光を避けるための大きな暖簾が素敵です

焼酎がたくさん\(゜□゜)/

この中からマイベスト焼酎を探すのは、とても楽しそう星

 

中でもカメ壺仕込に力を入れてらっしゃいます!

カメ壺とは、前回のブログで見学させて頂いた↓です!

 

店主様に、「焼酎がたくさんありますが、お勧めするときに、違いに困らないですか?」と質問させて頂くと、、、

焼酎は1分1秒の手間が味にでる

同じ蔵、同じ芋、麹の焼酎でも、カメ壺ごとに違う (ブレンドをすることで、調整している)

・蔵グセというものがあり、造り手の性格がでる

 例えば、優しい人が造ると優しい焼酎に、ケンカっぱやい人が造ると男らしい焼酎になる

・新酒、はな垂れ、熟成、等、でも違う

・これから味を覚えるのなら、まずは芋の違いを覚えるのがわかりやすい

と、たくさん教えて頂きましたm(_ _ )m

 

まとめ(感想)

焼酎ブームが去りましたが、だから、力を入れない、のではなく、日本酒と同様に、「日本産まれの酒」として、お客様にお勧めしたいと思いました。

ブームではない分、正しくお酒を評価できる良い時代だとも思います。

そのためには、、とてつもなく勉強、経験が、、、、(^▽^;)

 

おまけ

今回はレンタカーで鹿児島から福岡まで移動しました!

さすがトヨタレンタカー、快適に運転できました(*^ー^)ノ

九州って広いですね。。