先週からVikiでファイトソングがリリースされて、鑑賞。ナンバMG5から間宮くんにすっかりハマってしまい、放映当時は全く興味がありませんでしたが、今回見てみてとてもよかったです。もちろん間宮くんが上手いのもありますが、登場人物がそれぞれ魅力的です。幼馴染の慎吾は、信じられないくらいいい奴で、花枝のことを子供の頃から一途に思い続けていて、もちろん花枝と恋愛関係になりたい気持ちはあるけれど、それに勝って彼女に幸せになってもらいたいと思っているのがとてもいいです。稲森いずみが花枝が脳外科手術を受ける前にお礼は言わなくていいから、強いて言うなら老後の面倒見てもらおうかなという場面で花枝がそれ、嬉しい。頑張れるかも。というところ、号泣。母が亡くなった後父が家を出て養護施設で育つようになってそこで働く稲森いずみに、そういう気持ちを抱けることに、関係ないながら感動。稲森いずみのことをずっと好きな戸次さんもいい味出してるんですよね。
後半は病気の進行と術後の聴覚障害が少し辛い展開ですが、聴覚障害をネガティブな描き方をせず、有音と無音の世界が混ざり合うのもいいです。あとはファミレスのキスシーン、屋上で感じる三々三拍子。めちゃめちゃ泣いてしまいましたが、フリップで告白は笑いを誘うシーンでもあります。なぜ、バンドマンはああもダメそうでかつ魅力的なのかと。。とにかくおススメです。人の善意が溢れてるのがいいなぁと思います。
