2009年 セ・リーグ クライマックスシリーズ第2ステージ 第3戦
10月23日(金) 東京ドーム 巨人3勝1敗(アドバンテージ1勝)
巨人 5-4 中日
アドバンテージが生きた形になった巨人は勝って王手をかけたい!
先発投手は巨人がベテラン左腕の高橋尚成クン。中日は今季16勝
を上げて最多勝のタイトルを獲得し、第1ステージの2戦目で投げた
吉見が中4日で登場した。
初回、尚成クンは森野に2戦連続の先制2点本塁打を打たれる
これで森野は3戦連続先制打をマーク。ヒサノリ、お前もか?
3戦連続で森野に打たれるってどうよ((o(-゛-;)
1・2番のアライバ(荒木、井端)を出すと、こうなるんです
立ち上がりはしっかり抑えなさいヽ(`Д´)ノ
その後も尚成クンは再三ピンチを背負うが、何とか凌いで5回
2失点で抑えた。一方の打線も中日先発・吉見の前にチャンスは
作るが、なかなか得点出来ないさすが最多勝投手だけあって
簡単に得点は奪えない。巨人打線の決定力不足も重なっている
事は確かだ。前夜、先発全員安打となる15安打も放ちながら
得点は6点。2ケタ得点をしててもおかしくない展開だった。
巨人は攻守両面で我慢の展開が続く。
そして6回裏、巨人は二死から4番のラミちゃん(ラミレス)が
右中間へソロ本塁打を放って反撃の狼煙を上げる
巨人ファンが大多数を占める東京ドームは主砲の一発で活気
づいて流れが変わった打線のキーマンで不動の5番に成長
した亀ちゃん(亀井)も続いてライトスタンドへソロ本塁打を
放ち、遂に同点に追いついた(^O^)ここまで打ててなかった
ラミちゃんと亀ちゃんの二者連続本塁打はチームにとって大きい。
巨人お得意の一発攻勢で追いつき、中日先発の吉見をこの回で
マウンドから引きずり降ろした
しかし、巨人は7回表に2番手で登板した越智がピンチを迎え、
3番手にぐっさん(山口)がマウンドに登ったが、森野の併殺
崩れの間に勝ち越しを許し、ブランコがライト前ヒットを放ち、
懸命のバックホームも際どい判定でセーフになり、1点を
追加されて嫌なムードが漂う
巨人ご自慢の風神雷神(山口、越智のコンビ)はV3を支えた
屋台骨だが、不安が隠せない(-"-;A
8回裏 中日は勝ちパターンの継投策で3番手にセットアッパーの
右腕・浅尾を投入して逃げ切りを図る。巨人は打順良く1番の
坂本ちゃんから始まる。浅尾は150km/h台の速球が武器で、
今季セットアッパーに成長した投手だが、大舞台での力みが
あったか、ストライクがなかなか入らない。坂本ちゃんは四球を
もらって出塁。続く松本は打球を叩きつける当たりでライト前
ヒットを放ち、チャンスを作るここで迎える打者はガッツ小笠原。
チャンスには滅法強い頼れる打者だ(^O^)中日の浅尾はストライクを
取るのが精一杯で、アップアップの状況浅尾の投球がボールに
なる度に大歓声が沸き起こる(^O^)ファンと選手・ベンチが一体と
なって中日にプレッシャーをかけるしかしガッツはレフトフライに
倒れて一死。続くは前の打席で本塁打を放ってるラミちゃん。
ラミちゃんは一・二塁間を抜けようかという当たりを放ったが、
中日の二塁手・荒木の好守に阻まれて二死二・三塁となった
浅尾はバックに助けられて二死を取り、捕手の谷繁をはじめ、
森野や井端ら内野陣から再三声をかけられるが、立ち直る
気配は感じられない。巨人は5番の亀ちゃんが打席に立つ。
一塁が空いてる状況で、次の打者は4番手投手の豊田である。
中日バッテリーは勝負を挑み、亀ちゃんはショートへの詰まった
ショーフライを打ったが、名手・井端が掴み損ねて1点を返した。
詰まった当たりでバウンドが微妙に変化した打球だったので、
難しい処理だった。井端にエラーは付いたが、責める事は出来ない。
打球を取った後、一塁に送球したくなるのが心境だが、井端は
どこにも投げずに自分でボールを持っていた。冷静な判断はさすが
名手と言われる所以だろう。日本一の二遊間と言われるアライバ、
さすが鉄壁の守備であり、敵ながらあっぱれだ
そして巨人は二死一・三塁となったところで代打に脇谷を送った。
脇谷は意外性と思い切りの良さがある打者で、一昨年のレギュラー
シーズン終盤に優勝を手繰り寄せる本塁打を放つ等、重要なポイント
で活躍する選手なのだ。ただ、ムラが多いので、なかなかレギュラー
の座を掴めずに居るのだが・・・。浅尾はストライクがなかなか入らない
状況。脇谷は前進守備を敷いていた中日外野陣の頭上
を破る右中間フェンス直撃のタイムリー二塁打を放って
2点を奪い、巨人が遂に逆転に成功した(^O^)
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
俺は昨日の試合を見てて、巨人は負けるんじゃないかと思って半分
観てたけど・・・終盤に伏兵・脇谷の一打で逆転するとは思わなかった
脇谷の逆転二塁打を見た時、俺は嬉しくて泣きそうになった(゚ーÅ)
続く慎ちゃん(阿部)が敬遠で歩かされたところで、テレビ放送終了
その後、9回にクルーンが登場して無事に試合終了。
巨人が連夜の逆転勝ちで遂に2年連続日本
シリーズ出場に王手をかけた(^O^)
不安もあったけど・・・王手かけちゃったね~(*^o^)乂(^-^*)
巨人は今季、中日に16勝8敗と久々に勝ち越したが、試合内容は
1点を争うタイトなゲームが多かった。原監督は「中日戦で戦えない
選手はレギュラーじゃない」とレギュラーシーズン中に再三、
檄を飛ばして選手達を鼓舞し続けてきた。中日は落合監督になって
毎年Aクラスに入り、優勝争いを続けている。優勝争いをする上で、
中日は投手王国と呼ばれる投手力、打線も機動力と破壊力を
兼ね備えている最大のライバルである。中日に勝たない限り、
優勝はあり得ない事は選手達も重々承知している(^-^)/
巨人は今日勝てば日本シリーズ出場が決まるが、崖っぷちに
追い込まれた中日は必死で攻めてくる。
今まで以上に気を引き締めて、中日以上の
強い気持ちで戦い、今日の勝利を一緒に
掴んで喜びを一緒に分かち合おう!!