朝一番、窓を開けた瞬間に肌で感じる空気の冷たさが心持ち和らいできたように思います。
冬晴れの真っ青の空を見上げると木蓮のうぶ毛に包まれた蕾がふくらみ始めていたり、
曲がり角でふと立ち止まると梅が一輪二輪と開花していたり、水仙のいい香りに驚いたり。
2月は一年で一番寒くて苦手だけど、小さな春を発見するたびに嬉しい季節*花*

師走から1月は仕事に明け暮れ、季節の移ろいにも置いていかれるような焦りを感じていましたが、花々の開花とともにようやく今年初めて「ブログを書く」ページを開くことができました。ちょっぴり緊張しています。

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今年は針供養には行けませんでしたが、節分の豆まきのあとにお裁縫箱を開き、針刺しと七宝つなぎの鞠をチクチク作りました。


七宝つなぎの鞠は5月に出産予定の友人にお祝いとともに渡したいと思い、めでたく紅白で仕上げました。チリンチリンと鈴を垂らしたら赤ちゃんが喜んでくれるかしら。

七宝の文様は茶道具にも好んで使われるので、吉祥文様ということは知っていましたが、子孫繁栄や人の縁の円満を示すことは鞠を作ってから知りました。

わたしは普段、兎など好きな動物の図柄を気ままに描いては刺すことが多いのですが、七宝や麻の葉、青海波など日本の伝統文様にこめられた意味を知ると、縫いながらそのよさを守り伝えていきたいなぁという気持ちになります。

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針刺しに使った猫柄の箱は去年のバレンタインに姉にプレゼントしたメリーチョコレートの空き箱で、チョコを食べたら針刺しを作るからと箱を預かったまま一年も待たせ、ようやく完成させました。蓋付きで安全です。

こちらの兎柄は一昨年のバレンタインに買った二年越しの空き箱で、自分用に。

今年は犬柄の箱が出るかなぁと心待ちにしていたのですが、残念ながらこのシリーズを見かけることはありませんでした。

ついついためこんでしまう、お菓子のかわいい空き箱。蓋を開けるたびにわくわくするよう、千鳥や瓢箪の図柄に刺し子をしました。

春は「開く」イメージ。寒い寒いと縮こまった背筋を伸ばしたら、心の扉も開いて自然にThink Pinkになりますはぁと

桜が満開の春爛漫はとっても楽しみ。でもまだかまだかと恋しい春の訪れを待つこの季節も悪くないものです。