最近は合コンや“お食事会”のような場で、ブログやSNSの話題になることが多い。数日前に友人に誘われて参加した合コンでもミクシィの話題がかなり出ていた。ブームになり始めた頃に自分も一度登録してみたことはあるが、知人にプライベートを覗かれているような気がしてなんとなくやめてしまったという経験がある。
先日の合コンで最初に隣に座っていたAさんも日記を毎日欠かさず更新しているらしく、いくつかヒントもらってミクシィの中で彼女を見つけ出すことができるか勝負しようということになった。ちょうど最近ある方にご招待いただいて改めて登録したので、彼女の提案に乗ってみることにした。
その日の会話をもとにキーワード検索を駆使すればすぐに見つけることができると思っていたが、実際にはまったく特定できず・・・すぐに断念してしまった。以前とは比べ物にならないぐらい利用者が多くなっているというのを実感した。
それ以上に驚いたのは、「足あと」を残した相手の反応のはやさ。時間帯にもよるが、ほぼリアルタイムでこちらのページを見にくる人の割合がかなり多い。
最近は女性をターゲットにしたWEB版のファッション誌のようなものをよく見かけるが、今のユーザーのライフスタイルの中で定着させることができるのか疑問に思ってしまう。紙媒体からWEBに置き換えればいいという単純な話ではない。読みづらいWEBマガジンに限られた貴重な時間を費やすよりも、他者とのコミュニケーションが伴うミクシィやブログの方が楽しいと思うのは当然だと思う。それらのサイトからユーザーの時間を奪うのではなく、共存できるのはやはり紙媒体だと思う。
そんなわけでこれからもますますブログの話題も多くなるだろうから、合コンのときにも堂々と公表できるような知的なブログでも新たにはじめなければ・・・
- 神田 敏晶
- Web2.0でビジネスが変わる