霞んだ視界の中で 懐かしい思い出を見た
まるで子どものように 笑いあいながら歩いたよね
事あるごとにすねたフリをして 悪戯っぽく「ウソだよ」と
困らせる君が何よりも愛しかった
君とならどこへでも行けると思ってたよ
人はそれを「子どもだな」と笑うけど
固く繋いだ手の温かさはウソなんかじゃなかった
君の写真を捨てるたび 心に雨が落ちて行く
そこでは何が見えますか
君は今笑ってますか
神さまに一つだけお願いできるなら
僕の望みが叶うなら
綺麗になった彼女とはもう逢わせないで
離した体温ごと、魂まで放してしまいそうだから
もう前に進まなきゃね
心のアルバムを静かに閉じた