最近考えていること・・・・・「雨とい」って・・・・・必要なの?
現在のほとんどの建物には必ずといっていいほど普通に「雨とい」がついてあります。
しかしよくよく考えてみると・・・昔の建物には「雨とい」がついていないような気がします。
ていうか昔から「雨とい」ってあったのかなぁ?(草葺屋根、藁葺屋根、板葺屋根、瓦葺屋根 etc)
では、いつ頃から屋根に「雨とい」が付き始めたのか?
そして家に「雨とい」がなかったら一体全体どうなるのか。
まず・・・雨の日に外に出ると・・・間違いなく濡れます。(当たり前ですネ)
なので屋根(ひさし)の外では間違いなく濡れるのです。
それでは雨樋があればどうなるのか?・・・・・やっぱり屋根(ひさし)の外では濡れるのです。
というわけで「濡れないようにする」わけではないようです。
落ちた水の勢いで土が跳ね、地面に「ワダチ」のような「クボミ」ができる。(建物が汚れる)
この対策として(周囲に水の散らないよう)砂利かコンクリートを敷き詰める。
または水が散りにくいように植栽(下草)を植える。
これで何とか解決しそうです。
そんなわけで水が散らないよう砂利を敷き詰めてみました。
そしてその水はどこへ行くのか?・・・
適当に地面に浸みていくのですが、雨量の多い時はどうなるかって?
ここで・・・
土だけの溝だと流れにくいし崩れやすいので溝に砂利や石ころを敷き詰めて「水の道」を造るのです。
なんでこんなことをって?・・・
だってキレイな雨樋ってなかなかないから・・・
そして一番は・・・楽しいからに決まってるジャン!
ちなみに・・・日本の藁ぶき屋根のお家やヨーロッパの古い建物にはあの無粋な「雨とい」がついていない。
つぎに・・・「雨とい」が無ければ・・・屋根に降った雨水が地面に落ちるとどうなるか。