「完成見学会」直前のウッドデッキ工事にW棟梁と同じく大工さんのHU君が入る最後の工事です。
そのあとは見学会チラシの地獄のポスティングへ夫婦で旅立ったのです!
ヘトヘトに疲れて備前の旧道を走っているとなんとも愛らしい茅葺き屋根の建物発見!
ムッムッ ただ事ではない風情に家内が反応!「ここで一服しよ~や」
(一服と言われてもCAFEかどうか?・・・)
無理やり車を止めて表札らしきものを発見
「茅葺ギャラリー陽山居」
どうやら備前焼のギャラリーのようです。
それにしても「茅葺き屋根」のすばらしいこと!
しかもやや最近やりかえたよう・・・
川辺のせせらぎとお庭と建物がなんともはや・・・
一服の清涼感を味わっていると奥から店主と思われる女性が出ていらっしゃいました。
聞けば「伊勢崎」さんっていう備前焼作家の奥様でした。
備前焼にはとんと疎いのですがただただ建物が素晴らしいので引き込まれたわけです。
しかも、家内はと言えばいきなり上がってウロウロと・・・
そして、こともあろうか、一番奥の畳の上でいきなりゴロンと「大の字」になる始末。
すかさず奥様が言われた一言が「ここでゴロンとなったのは貴方が3人目よ」
その一人があの「星野仙一」阪神名誉監督! (ドッヒャー)
入口近くの元囲炉裏とおもわれるところにも備前焼が・・・
そして圧巻はこの板張り。
曲がった板を合わせた座板
こんな素敵な空間のギャラリーですから置かれている作品も素晴らしいものばかり
それにしても、何度も言いますが、茅葺屋根と土塀と鼠尾竹の植栽と川べりのせせらぎが・・・
タイムスリップとプレイススリップを同時に味わえた格別の時間をいただきました。
こんな素敵な時間と空間をどうもありがとう、伊勢崎さん。