7つの道
人生は決まっています。産まれた時にはすでに誰と出逢い、何をして、何を叶え、何が叶わず、上手なことも不得手なことも、こちらの世界にいる時間の長さもすべて一人ひとりが決まっています。ですから未来もまた決まっています。でも、決まっているその方の未来をありのままお伝えすると、時々、「では、何もかも決まっているんだったら何をしても意味がありませんね」とおっしゃる方がいます。そうおっしゃる方は若い方に多いようです。30年ぐらいこの世で過ごしてみると、若い頃は何もかも出来て、何もかも得られると思っていた人生が実はそんなことはないということに気づかされます。自分が思うようにはならないという経験を経るからこそ、「このままではいたくない」、「これからは変わりたい」という問題意識や、意識の切り替えが現れてきます。そう思えるまでの時間は、つらいことの方が多かったりしますが、自分を知るための歳月として、必要で大切な向き合う機会なのかもしれません。何もかも決まった未来ではありますが、「"何をしても意味がない(しなくても一緒)"ということはないんですよ」とお伝えすることがあります。それは、未来は間違いなく決まっているのですが、"今を起点に決まっている"からです。ですから、"今をどう選択するか"で、未来は良くも悪くも変わります。すべての人にはこの世に生まれて来てから、目の前にいつも「7つの道」が用意されています。その目の前に用意されている道のいずれかを選択するかによって未来は異なってきます。1から7までの道を仮に1に近いほど良くなくて、7に向かうほどより良い道だとすれば、1に近い道を選べば選ぶほど数ヶ月後には「良くない」と思う現実(未来)がやってきます。反対に7に向かう側の道だと「良かった」と思える現実がやってきます。お釈迦様や神人、先達の方々が、「今が大事」「すべては今ここにある」とおっしゃった意味はここにあります。ご相談をいただく際に、その方が今選ばれている道がどの道にあるのかをお伝えさせていただくことがありますが、7に近い"良い道"を歩んでいる方々には全員に共通した点があります。それは、目の前に起こることに対して、いつでも素直に、真心込めて、自分なりで人と比べることもせずとも良いので、誠心誠意向き合っているということです。この姿勢こそが、問題の早期解決を、幸せを、そして豊かさの実現を最短距離で叶えていける最善の方法なのです。次々と現れる自分の目の前の(良いとは思えない)出来事、現象は一体、何なのか。何を意味しているのか。これがわかると人生の意味が少し見え易くなります。次々と目の前に現れる出来事は、いかなるものであろうが、それはすべて、'神様からの贈り物"なのです。ですから、目の前のことにああだこうだと不平、不満、愚痴など言わず、素直に真っ直ぐに向き合って、その時の自分なりに精一杯真心を尽くすと、やがて卒業がやってきて、次のステージに駆け上がっていきます。逆に、目の前のことにいつも良い悪いの理屈を並べ、適当に、いい加減にぞんざいな対応をして、他人や環境のせいにして逃げて生きていくと、何年経って年は重ねても同じステージのままか人によってはステージを生まれた時よりも下げてしまうという残念なことも起こります。目の前に授けてくださった"神様からの贈り物"に対して、感謝をするどころかケチや文句をつけていくような人生に良いことがもたらせられることなどあろうはずがありません。「人生は決まっている」のですが、もっと正確に言えば、「(起こること)すべてを自らで決めてきた」のが人生なのです。目の前の一瞬一瞬に起こることはすべて、自分がそして厳密には神様と共に決めてきたことなのです。だからこそ、自ら決めた通りに、良い悪いなど言わず、ただただ素直に目の前に起こる課題、注文に対して、「はい」と受け入れて真心込めて向き合っていくことが良き道、良き人生を選べる究極のコツとなるのです。今選ばれている道がその先の多くの喜び、安らぎ、幸せをもたらす道のであるよういつも祈っています。