響け!ユーフォニアム 4話までの雑感 | アラサー、サッカー、オタク。

アラサー、サッカー、オタク。

思うがままに趣味に生きる、アラサー男が、

日々の出来事をつらつら書いてるブログ。

どうか皆さん、温かい目でご覧下さい。

青春を美しく、バランス良く、テンポ良く描いて、見ていて気持ちがいい。

京アニが描く青春部活もの、といえばけいおん!が真っ先に浮かぶ。
ただ、けいおん!よりも作品に感情の起伏が多い。

高坂さんと上手くいかない久美子、理不尽な滝先生、噛み合わない部員の気持ち。

そういうネガティヴさを、寿美菜子ちゃんが演じるあすか先輩の溌剌さ、一年生通しの可愛らしいやりとりを描く事で見ている側の気持ちのバランスを上手くとり、先の気持ち良さに通じてる。

青春は作品で描かれているほど、美しくはなく、上手くいかないものだけど、おそらく多くの人が経験した感情に寄せて、ネガティヴな感情を乗り越えた時の達成感を疑似体験させてくれる。

僕がサッカーを好きな理由の一つに、他の人と協力して何かを乗り越えた時の達成感、一体感がある。
集団で演奏する吹奏楽部の同じような要素を描いてくれているから、見ていて気持ちいいのかもしれない。

アニメは見ていて気持ち良くあって欲しい。
感情の起伏があっても、最後は見ている人の気持ちを良く、幸せにさせて欲しい。
視覚、聴覚にと人を楽しませる、そんなアニメが好きな自分にとって「ユーフォ」はとても魅力的にうつる。

なお、久しぶりに美菜子の声優としての演技を聴いた気がするけど、とても、とても良い。
演じる人の個性と、演じられる側のキャラクターの個性が相まって、とてもいいキャラクターになっている。
作品の中のストレスを抜く、ガス抜きのようなキャラクターなのもあるからか、見ているだけで幸せな気持ちになれる、そんな演技をしてくれている。
今期は一生懸命見ている作品が少ない中、一つ楽しみが増えた。