サッカー スペイン アスレチックビルバオの純血主義に学ぶ事 | アラサー、サッカー、オタク。

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小宮良之さんの「おれは最後に笑う」を読んでいて、感じた事の一部をまとめてみます。

題材はタイトルにあるように、スペインのサッカーチーム、アスレチックビルバオが掲げる

「純血主義」
つまり、その地域の選手だけでチームを構成するという事です。

スペインは地域毎のアイデンティティーが強く、時折その民族意識の強さが感じられます。
その最たるものが純血主義でしょう。
ただ、純血までは行かずとも、それに近い事は日本のクラブにも必要だと思うのです。

Jリーグは「地域に根付いたクラブ」になるよう、各クラブに通達しています。
地域に愛されるクラブであれば、クラブを支える基盤づくりが容易になるからです。

ここで純血、ではないですが「地元出身選手」の存在価値がはっきりします。
自分と同じ地域で育った、これは応援するのにとてもわかりやすいきっかけになるハズです。

今、日本代表でもガンバの宇佐美選手、FC東京の武藤選手などは所属チームの下部組織出身。
彼らのような存在がどんどん出て来て欲しいものです。

ただ、日本がもうひと越えする必要があるとすれば、チームとしてのアイデンティティーの確立だと感じています。

その地域らしさ、良さは必ずどこかにあるはずで、それをクラブの強化方針にする事で地域性がより強くなり、より魅力的なクラブになれると考えます。

僕の応援する町田ゼルビアにもチームコンセプトがあるので、見ましたが、少しふわふわしてて、他所のチームが掲げていてもおかしくない。

http://www.zelvia.co.jp/clubteam/overview/

一朝一夕に出来るものでもないですが、考える事を忘れてはいけない事だと思います。

町田は都会的な要素も、田舎的な要素も抱えていて、様々な個性が生まれやすい環境であるように感じています。
サッカーどころ、であるのをより強調するのであれば、テクニックのある選手を生み出すヴェルディに負けないくらい個性の強い選手を生み出しても面白い気がします。

日本のサッカー文化はまだ生まれたばかり。
でも、着実な努力があったからここまでこれまして。
より深化をさせる為に、サッカーに関わる人たちがもっと自分の愛するチームを考える事、意見を出し合っていけたらいいと思います。