なお、千菅春香さん演じる坂木しずかちゃんは吉祥寺にご縁のあるキャラクターなのに、武蔵境まで行こうかな…って思わせるあたり、SHIROBAKOって作品の自分の心への刺さり具合を感じます。
好きなアニメの元ネタを確かめに行く。
毎年の大河ドラマの撮影場所が、観光名所となるのと同じですよね?
自分の足で現地に行き、生のモノを見聞きしたり、食べたり、肌で感じたり。
ネットでただ情報を得られる以上の経験が出来るので、たくさんの人が聖地に訪れるんだと思います。
聖地巡礼に訪れる理由は人それぞれ、だと思いますが僕は最近、あらためて一次情報って大事だよな、と感じていて、それが一つの理由です。
いろんな情報があっという間に広まる中で、自分が興味のあるものほど、自分の目で確かめる事は続けよう、それが自分のオタクとしての原点なのを思い出したからです。
最近、環境の変化があって、オタクとして出来ることが少なくなって来ている中で、自分が出来る範囲で出来ること、特に自分自身の体験として残るものにお金を使おうかなって思うようになりました。
モノは環境の変化で淘汰されても、経験はどこかで残ってくれる気がしています。
ここでみゃーもりが生活してるのか…そんな想像をするだけで、楽しくなったり、元気が出たりするのがオタクって生き物だと思います。
SHIROBAKOが終わっても、千菅春香さんを通して知り合った方々と、松亭で楽しい時間を過ごせたらいいな、と思えるのもアニメの力なんだよなぁって思うと、まだまだオタクはやめられそうにありません。