サッカーには神様がいるんじゃないかなって試合でした。
セットプレーからの二失点。
ここのところ勝てていないマリノスからしたら痛い敗戦です。
ただ90分試合を見ていて、勝利に値したのは柏の方でした。
確かに前半はマリノスに支配されて、二失点しましたが、後半は相手の勢いを完全に跳ね返すたくましいサッカーを披露してくれました。
しかもマリノスは一週間空いたのにも関わらず、柏は中二日。
コンディションにも大きな開きがあったはず。
今期のマリノスは安定した守備を披露出来ていません。
富澤のケガもあるみたいですが、得点力が落ちた事で守備にかかる時間が増えてしまっていることも要因として挙げられる気がしました。
すごく現状を悪く捉えると、かつては日本最高のCB二枚だったはずが、彼らを脅かす選手が育たないまま、ピークを越えてしまっている印象すらあります。
僕個人の考えとして、守備の安定無しに、いいサッカーを安定して出来るとは思えません。
ベテランを重宝がるのは悪くありませんが、チームとしての代謝が悪くなっているのが事実だと思います。
経営陣、監督がどんな判断をくだすのか、興味あります。
一方、若手を積極的に使わざるを得ない中で、劣勢から追いついた柏。
ネルシーニョが監督としての手腕をまざまざと見せつけてくれた試合でした。
レアンドロドミンゲスはチームを去っても、また別の方法でチームを立て直した手腕はさすがの一言。
はっきり言って戦力過多のマリノスとは対照的に戦力を上手く使って戦えているのがよくわかります。
あとは工藤、レアンドロが点を取り出したら、さらに調子が上向くのではないでしょうか。
今日はレイソルの若手、秋野くんを気にして見てました。
後半途中で交代するまで、セットプレーでのアシストはありましたが、マリノスに狙われてしまいました。
ただ、まだ若いですし苦い経験を糧にして、これからどんどん成長して欲しいですね!
【J1:第19節 横浜FM vs 柏】試合終了後の各選手コメント(14.08.09)