今回は、番外編でMATOの1/16ラジコンM10です。

MATOの 1/16ラジコン戦車シリーズは、車載工具などの小物をふくめて全金属製(基本的に無塗装)で、なかなか細部まで作り込まれてます。多くのラインナップがヘンロンと重なっているため、ヘンロンをメタルにした豪華版と見られがちですが、全く別物です。ただし、ちゃんとバリ取りせずにパーツをかなり強力な接着剤で付けてあるため、フックなどの小物がポロポロ外れる一方で、スコップなどは、なかなか外れません。これは、困った問題です。5、6年前、ネットオークションで安く購入し、いつかアキリーズに改造したいと思っていました。


さて、M10ですが、オープントップ砲塔なわけですが、ネットには上方向からの画像はありません(M36も)。理由は多分、画像のとおりです。



内部はほとんど作り込まれておらず、サーボなどがむき出しです。M36は実車の覗き窓付き天蓋が付属するようなのでまだしも、M10は何もなしです。


砲塔の形状は、タコムと並べると、ご覧のとおりです。


比べると、砲塔全体にやや小ぶりで、上に向かって絞り込まれ、上面が狭くなっています。そんなこんなで、今回は下部車体だけ流用し、上部はタコムを乗せることにしました。下部車体は工事中であちこち削っているため、後日、本編の製作記で紹介します。