このT55のキットですが、当時は◯マゾンで3万円ほどだったものの、今では円安でだいぶお値段が高くなっています。
キットは、上部車体前面の傾斜装甲が反っていたり、パーツの至る所にバリや押出ピンの痕があったり、プラの材質がやたら硬かったりと、昭和テイスト満載です。
とは言え、T55のキットはこれだけで貴重ですし、細部にはよく再現されているところもあり、良くも悪くも作りがいがあり、好きなキットです。
この頃は、ブログを書くことなど考えていませんでしたので、途中経過の画像はなく、記憶だけが頼りとなりますが、工作のポイントをいくつか振り返りたいと思います。
①車体前部
車体は前端から上下に分割され、前部は底面でネジ止め、後部は側面のフェンダー下でネジ止めとなっています。
車体前端については、上下の分割線が目立ってしまうため、まずは車体下部側の前面装甲の厚み分をプラ板で車体下部に付け足し、逆に車体上部は装甲厚の分を切り取りました。その後、すり合わせを入念にした上で、多分エポパテ?で溶接跡を車体下部パーツ側に再現しました。これで、車体上下の分割線はかなり目立たなくなりました。
ライトガードは、プラパーツは形が変で、妙に太かったので、真鍮線で作り直しました。
電源スイッチがドライバーハッチ内にあり、ハッチを開いてスライドスイッチを操作する仕様ですが、走行中にハッチがカタカタしたり、開いたりしないようにハッチの軸にボールペンのバネを切ったものを仕込み、上からテンションが掛かるようにしています。
②車体後部
エンジンデッキのルーバーには金網が張られていますが、キットでは再現されていないため、ホムセで買った金網を付けました。
それと、溶接痕を追加していますが、どこを追加したのか記憶が定かではありません。
③車体後部
溶接痕を追加したほか、予備燃料タンクの取付金具を自作し、予備燃料タンク一式とどちらかを選択して取り付けできるようにしています(燃料タンクを付けた画像は撮影し忘れました。)。
丸太はキット付属のパーツで、本物の木なのですが、白木のきれいな棒だったので、黒や茶系の塗料を擦り込んでそれらしくしたつもりです。
④砲塔前部
防楯カバーは、筒状のナイロン繊維でできた袋のようなパーツが付属しますが、実感不足でしたので、エポパテで原型を作り、手で練るタイプのシリコンで型取りし、ゴム系接着剤で複製しています。
同軸機銃はなぜかパーツがなく、真鍮パイプに板金ハンダを盛り、削り出しています。
同軸機銃の反対側にある照準器の部分やペリスコープは、全てガラスパーツがないので、透明プラ板をはめ込んでいます。
サーチライトは、百均で買ったLEDライトを加工し、メッキの反射板と一緒に仕込みましたので、かなり明るく光ります。
同軸機銃はなぜかパーツがなく、真鍮パイプに板金ハンダを盛り、削り出しています。
④砲塔後部
機銃付きの装填手用キューポラは使わず、ハッチのみとしました。
砲塔後部(フェンダーにも)にある小さな流線型のライトは、フォーメーションライトで、中をくり抜いてチップLEDを仕込んでいます。
砲塔全体に鋳造肌を再現しようとヤスリやカッターで表面を荒らしましたが、やり過ぎた気がします。
⑤フェンダー
フェンダー上の燃料タンクには、ネットで資料を探し、真鍮線で配管を再現しました。結構複雑で、かなり骨が折れた記憶があります。
⑥迷彩塗装
昔のエッシーで出した1/35キットの箱絵になっていたシリア軍の黒フチ付きの三色迷彩にしました。ただ、マーキングについては、エッシーのキットが行方不明で他に資料がなく、何もしていません。そのうち見付かったら、何とかしたいと思います。
最後に、このキットにはモーター付きのギアボックスや砲塔旋回モーター等が付属しますが、アンプの類は付属せず、CLARK MODEL製のTKシリーズのコントロール基盤の使用が推奨されています。
小生もこれを別途購入して使用していますが、これによりタミヤ のフルオペ同様に動き、ヘンロンやタミヤ の戦車との対戦もできるようです。また、主砲発砲音の後には、カランカラン、ガッチャンと廃莢と装填の音がします。
T55の紹介は以上ですが、そのうち別仕様で作ってみたいと思います。
2024年は、秋から体調を崩してしまい、作製が中断し、以後は振り返りの記事ばかりとなりましたが、来たる2025年は元気でアキリーズの続きを進めたいと思います。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。








