どうも、ご無沙汰しております。こうみばいせんです。
まったくモノづくりしてなかったわけじゃなく、PSoCで仕事用も想定してプログラム作ってたので、載せるのはできなかったのです。
さて、adafruitでお買いものしようとしていたところ、とある製品の記事に
For the Pi Zero, you can share a host computer’s network over USB using the “Ethernet Gadget” directions in this guide.
?USB経由でホストコンピュータのネットワーク共用できる。つまり、アダプタ使わずにネットにつなげれる訳ですね。
ということで、この「“Ethernet Gadget” directions in this guide.」を参考してみました。
1、準備
えっと、2016年5月以降なら設定できるらしい。でも私のRaspbianはもっと古いバージョン。
SDに焼き直し??そいつは面倒ですということで、いきなり別方法。
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade
dist-upgradeってのは、カーネルをアップグレードするコマンドらしい。
upgradeは、windowsアップデート、windows10なら10の中での更新、
dist-upgradeってのは、XPや7を無料で10にしてくれるコマンドと思ってればいいのかな?
さて、まぁそれなりの時間かかります。
PC側はBonjour Print Services for Windowsをインストールしておきます。
iTunesをインストール済みならいらないとのこと。
2、設定ファイルの変更
参考先は、SDカードをPCに挿したままの作業ですが、こちらはラズパイにもう挿してるので、、、
sudo nano /boot/config.txt
で、最後に下記を記入して上書き保存。
dtoverlay=dwc2
続いて、
sudo nano /boot/cmdline.txt
rootwait(最初の行の最後の単語)の後にスペースを追加してから
modules-load=dwc2,g_ether
で、上書き保存。
3、接続
パイゼロのUSBポート(電源供給ではない)からMicroUSBケーブルをコンピュータに接続。
そうすると、勝手にドライバーがいんすとt、、、、されない!?(PCの環境次第だと思う。)
しょうがないので、手動でドライバをダウンロード。
やっと、認識しました。SSH(私はTera Term)でゼロにアクセス。
「TCP/IP」を選択、ServiceはSSHに、Hostに「raspberrypi.local」(私はコントローラ側の3、ロボット側のゼロを区別するため、名前をraspberrypizeroに変えています)
4、ネットワークの共有
アクセスできたので、お決まりの、updateとupgrade、、、
はい、失敗。
まだ、ネットにはつながらない模様。
PCのコントロールパネルを開き、「ネットワークとインターネット」->「ネットワーク接続」 へ。
「Linux USB Ethernet/RNDIS G....」って見えるのがゼロですね。
わかりにくいので、「pizero」と名前変えてあります。
で、インターネットに接続されているネットワークのプロパティを開いて、共有タブ。
下図の通り、チェックとドロップダウンリストから選択を。
ゼロのSSHに戻って、
sudo nano /etc/network/interfaces
下図の通り、記入。私の場合は下2行だけでした。
重要なのは、下2行とコメント後の「auto lo usb0」
上書き保存して、ゼロをPCから抜き差し。ゼロをシャットダウンしておいてからね。
sudo shutdown -h now
ネットワーク上にInternet gateway deviceがあることを確認して、、
Tera Termでゼロにアクセス。この通りインターネットに接続できました。
5、でも
さて、無事、ゼロをUSB一本でインターネットに接続できました。
でも、でも、でもでもでもでも
そんなの関係なーい!!
こいつがあればね!
Raspberry Pi Zero W
なんと、ゼロに無線LAN、BLEが搭載されました!!
はい。もうこんな1~4の作業は必要ないのです。
とりあえず、adafruitで2つゲット!で歓喜している間に日本でもスイッチサイエンスさんで手に入るように。ソウリョウスゲータカカカッタノニ、、、、、
ということで、ロボット載せるのはこいつで決まりですね。
前回書いた、MATLABを衝動買いしてしまったので、
ただいま勉強中な、こうみばいせんでした。