腰フリフリダンス |  ◆ R I N G O * H A N

 ◆ R I N G O * H A N

歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー


フリフリフリフリフリフ~リ♪


ダンスは腰が命。
先日観た映画『フラガール』の蒼井優ちゃんも、
あの多忙の中で あれだけ腰が振れるなんて、
いやエライッ 大したもんだッ!!!!!
私には無理だったにゃ~。

実は私もフラのレッスンを嗜んだことがある。でも、
ほんの1ヵ月だったから、蒼井優ちゃんみたいに
激しいダンスは体験してないし、
そもそも恥ずかしくてできなかったけど、
癒しタイプのスローなフラは頑張って練習したので、
気持良~い「平行波歩き」は出来るハズ、
今でも、たぶん⋯。

ところで、『フラガール』
大切なシーンでも使われているように、
フラには手話に似た“手ぶりによる言葉”があって、
それはクラシック・バレエにも同じ形体がある。
フラはポリネシアの流れで生まれたときくが、
バレエとの歴史上の接点はあるんだろうか。
ちなみに私ったら、クラシック・バレエも、
たった2回とはいえレッスンを受けたことがあって、
フラとバレエの動きそのものは、
まったく似てないと言い切れる。
でも、フラメンコとフラは似てるなぁ。

私というミーハー人間は、
フラメンコの体験教室も経験済みである。
フラメンコとフラ。
もしかして、フラメンコのフラは
ハワイアン・フラのフラ?
ふたつのダンスは腰の振り方がそっくり!
それに腰の振りといえば、ベリーダンスですが、
あの艶かしいクニクニの腰とフラはソックリだ。
そういえば、ブラジルのサンバでも、
女性は腰をめちゃくちゃシェイクする。

バリ島でも、女性が舞うバロンダンスなどは、
腰をクネクネクネ~だし、いったい、
この腰の動きは温暖な気候の国の特長なんだろうか。
日本の舞では、まず見ることはないし、
バレエでも見られない。そんな激しい腰の動きは
太陽がくれる南国文化の特長なんだろうか。
中国や韓国に どんな舞があるのか分からないけれど
腰を振るダンスは♂を呼び寄せるための♀の動きで、
それは原始で、とえも神聖なものだと思う。

映画『フラガール』のラストで行われる見せ場の、
「フラ・シーン」は艶かしくはない。
映画では「ショータイム」としてやってるんだから
神々しさは あまり必要ない、
だから あれでいいんだけれど、
ダンス好き人間の本音をいうと物足りないのは確か。
撮影のテクニックもあるんでしょうが。

あの映画の影響で今、フラ教室が大人気だそうだ。
日本人女性は素直というか、感化されやすいというか⋯、
でも、せっかくの機会なんだし、ダンスの世界地図も
ちょっと合わせて知っておくと より楽しめるハズ。


映画『フラガール』観たの私の観想





●映画『フラガール』サイト