はじめに。
実行に移す場合は、くれぐれも熟慮のうえ専門家にもご相談を。
私は一切責任を持ちません。
いじめについての問題が色々と騒がれております。
子を持つ親として、私も色々と考えるところがあるわけで。
まず「いじめ問題」って言い方が印象を誤らせているわけですが、
内容次第では「未成年による、強要罪、脅迫罪、恐喝罪、窃盗罪、名誉毀損罪、
暴行罪、傷害罪、わいせつ罪、器物損壊罪、等に関する問題」であるわけで。
以前にも書きましたが、犯罪なんですよね。
当事者による問題の解決が困難な場合、第三者を頼りたくなります。
しかし最も現場に近い第三者である学校が頼れない場合もあるでしょう。
問題が大きくなってからまず耳にするのが、
「知らなかった」「認識していなかった」という、謝罪ではない主張。
回りくどく、直接の解決には繋がらないかもしれませんが、
知りませんでした、と言わせなくすることはできるかもしれません。
「配達証明付き内容証明郵便」
というものがあります。
何月何日にどんな内容の手紙を出して、何月何日に相手が受け取ったかを証明するものです。
裁判にも使われるだけの証拠能力を有します。
ただ、例えば「いじめの停止を要求した」と主張するための証拠にしたい場合は、
いつ、誰が、どこで、どのように、といった具体的な内容が必要になるらしいです。
これは困難な場合も多いでしょう。
しかし、世論を動かすならそこまで詳細がわからなくても大丈夫かもしれません。
「この学校のこのクラスで犯罪行為としてのいじめが起きているから調べて欲しい」
といった程度の内容を、学校や市町村に対して送るのです。
例えば学校側の対応として、「手紙自体がいたずらという可能性もあるので調査を保留していた」
などと、何も対応をしなかったことにもっともらしい理屈をつけたとしても、
そういう内容の郵便物が届いていたという事実は、証明できるわけです。
あるいは、その手紙の写しを、週刊誌や新聞社に持ち込んでもいいでしょう。
大きく取り上げてもらえれば、学校だって動かないわけにはいかなくなるかも。
その場合、騒ぎが大きくなることで自分や周りの人が傷つく可能性も受け止めてください。
また、迂闊な内容を書いてしまうと、自分にとっての不利な証拠にもなり得るのでご注意を。
書式とか法律とか、詳しいことはさっぱりわからないので、その気になったならちゃんとわかる人に相談しましょう。
私は別に推奨はしません。
何にしても、どういう目的を持ってどう動くのかはじっくり考えた方がいいでしょう。
止めて欲しいのか、謝罪して欲しいのか、更生して欲しいのか、復讐がしたいのか。
目的によっては、また色々とやり方があることでしょう……