それは遡る事5年…転校先の高校での事だった。

初めまして2度以降目まして、こーちゃです。
あまり間を空けるとまた書かなくなるであろうという憶測のもと、仕事終わりの電車で更新中です。

さて、私と彼氏の出会いは5年前。
私は1年間休学した後、通信制高校の午後組に高校2年生としてやってきた転校生。
彼はストレートに午前組に入った高校1年生。
学年も年齢も授業時間も違う私たちは、本来なら出会うことはありませんでした。
しかし、とある専門学校でイベントをやるから来ないかという誘いがあり、私の学校から希望者が集まって一緒に行くとなった車の中。
そこに彼がいました。

ここでどうでもいい情報を入れますが、私は割と社交的でした。

その為周り全員初対面、ほとんど年下の中でもすぐに友だちを作り、何故か初対面の子たちに兄貴という渾名を付けられつつも楽しく交友関係を広めていました。
その楽し気で入りやすそうな空間に惹かれたのか、彼が声を掛けてきます。

あの…俺も一緒に周っても良いっすか?

全然良いよ!一緒に周ろ。名前は?

これが最初の会話でした。
最初はねぇ、好青年でしたね、ほんとに…。
そんな彼がどんどん変容していくのですが、それは後ほど。

年下大勢と一緒に回った専門学校のイベントはとても楽しいもので、その時の子たちは高校でも割と仲のいいメンバーとなっていきます。
彼も例に漏れず仲良しメンバーとなり、関係性は先輩後輩から、仲のいい友だちにランクアップします。
その後、通話したり遊んだりしていくうちにその関係性も変わり、お姉ちゃんと弟の関係に。
その頃になると彼の内面もよく見えるようになっていきました。

まず第1にヤンデレ。
いや、第1にも何も、私以外の人であればこの印象しか抱かないかもしれません。
散々彼の言動に戸惑い、混乱し、乱され、時には泣いて、こんな最低な奴に私は惹かれていきます。
彼には一目惚れではないと言ってあるんですが、きっと直感的に惹かれるものはあったのでしょうね。
そうでなければこんな今思い出しても最低な男、好きになる私のドM加減に引いてしまうレベルですもの。

そして第2に浮気性。
これは相当特殊だと思うのですが、彼の元カノはほとんど知っています。
何故かって?ほとんどが先ほどのメンバーや、高校の友だちが元カノたちですから。
本当にギャルゲーの主人公ですか?ってくらい周りの女子にモテるんです。
そして彼もゲームのように恋愛ごっこを繰り返します。
その結果最高3股、過去の彼女は7人くらい。
彼曰く、
「こーちゃさんの事、そん時から好きだったけど、それに自分で気づかないで、気づいた後は諦めるために全く違うタイプの彼女を渡り歩いてた」
だそうですが、信じるか信じないかはあなた次第です。
大変です、このままでは彼のイメージが最悪です。
良いところも載せなくては。

第3はとっても真面目という事です。
ここまで書いといて本当に?って思われると思いますが、根がとても真面目なのです。
勉強はしっかりしていましたし、
通信制高校なのに毎日学校に通い、
親に負担を掛けないようにと仕事もしていました。
結果的に高卒資格が取れなかったのですが…そこも、会社の上の人の方針で仕事か学校か選んだ結果ですし。
他にも言葉では表せない真面目だなぁ、がたくさんあるのです。

第4に本当に優しい事。
意地悪だし、甘えたなのは当初から変わらないのですが、友だちや家族や彼女の事を真摯に考えられる事や、時には本気で叱ることができるところ。
そんな彼の優しさがあんな最低な中にも見えていて、私は彼を憎むどころか嫌うことさえできなかったのでした。

こうして悪いところも良いところも見えた頃、私と彼の間でとある事件が起こり、1年半の音信不通期間ができます。
1回目の縁切りです。
事件後、私を避ける彼と話したい私。
運悪く彼が学校を辞める時期と重なった為に生まれた1年半の空白。
再び繋がるきっかけとなったのは私の友だち。

こーちゃと話したいって人がいるんだ。

そう通話口で言われてその後お久しぶりですって言う声は、間違いなく彼で。
そこから毎日話すこととなりますが、そこで第2の事件が。
その友だち、なんと彼と当初付き合ってたそうなんです。
人生初の修羅場の経験です。
その後、その友だちと彼は別れ、私と彼は繋がり続けるのですが。
ここではまだ付き合いません。

その後またも彼女が彼にできました。
その子は私は知らない子で、とても可愛い年下の女の子。
私はその子との恋愛相談に乗っていました。
私のメンタルはおそらく結構強いのだと思います。
好きな男の彼女との相談に毎日乗る。
そんな毎日を繰り返し、ついには彼女へのプレゼントにと編み物を教え始めて少し経った時。
第3の事件が起こります。

彼女に嫉妬され、私と連絡する事を封じられたのです。

気分的には人生2回目の修羅場です。
そして、私はまたも縁を切られるのです。
しかし、悔しいし悲しい私は最後にとても素敵なフリをした、時限爆弾を仕掛けます。

いつでも待ってるよ。
苦しくなったら、いつでももどっておいで?

その時限爆弾は2年後爆発し、連絡をしてきたのが2ヶ月程前。
そして、今回こそは私の元にしっかり戻ってきて彼氏になっているわけであります。

出会って5年と数ヶ月、縁を切ってる期間は3年半。
そんな2人はお互いを忘れる事ができず最後には逃れられずくっつくのでした。
ですが、予感はあったんですよね。

彼は、絶対私の元に戻ってくる。
何年かかってもきっと最後はここに戻る。

運命的でもなんでもない普通の出会いが、運命と感じられる今現在。
予感が正しかったら今後長く彼とは付き合っていくことになるのでしょう。
もう離れることのないよう、出会いを忘れずに今に感謝して、毎日を過ごしていきたいものです。
ですが最後に彼に一言だけ。

どんだけ待たせんだよ!クッソ長かったわ!

長い上に出会い以外をたくさん書いた気がするこのブログもおしまいです。
次は彼のことになるか、次に会う友だちの事になるか。
のんびりとお待ちください。
では、

明日元気になーれ。