息子、自転車を初めて買ってもらったのは、確か3才の誕生日、祖父母からのプレゼントだった。
でも、とっても怖がり、かつ、不器用な息子は、なかなかこげなかった。
最初は、ハンドルを持って乗っているだけの息子、そして、後ろから手押し棒で押してやる私。
手押し棒で方向転換できるようなタイプではなかったので、とっても面倒だった。。
で、しばらく、しまいっ放しだったのだけど、近くの団地でやっていた幼児教室に参加するようになり、
教室終了後、団地の敷地内で遊ぶのがお約束となり、同じ年頃の子がスイスイこいでいるのを見て、やる気スイッチがオン!
お友達の自転車を借りて、練習し始め、ペダルをこぐ事、方向転換する事をマスター。
が、幼稚園に行くようになり疲れから就寝が6時と超早寝になり、結果、外遊びする時間がなく、
教室に行かなくなったので、やる気も消滅。
あまり大きくなってからだとプライドが邪魔して自転車練習しなくなるのではないかと心配して、時々、練習を促すも、
転ぶのが怖い息子、補助輪を外すことを許してくれない。補助輪をつけたままガラガラ漕いでるだけで進歩なし。
そこで、5歳の誕生日だったかなぁ?キックスケーターを購入。
キックスケーターでバランス感覚を養おうという意図で。
息子にも、これがスイスイ乗れるようになったら自転車もスイスイ乗れるようになるんだって!と説明し、やる気を刺激。
が、転ぶのが怖い息子、全身に力が入っててぎこちなく、スイスイから程遠く、ちょっとやっただけで、お終い。
そして、また、しばらく、しまいっ放し。。
しかし、もう小学生。今のうちに、乗れるようにならないとマズイ。
そうでないとプライド高い息子だから自転車キライとか言って練習しなくなる・・・。
そこで今年の夏休みに、まずはキックスケーターの練習。
決まった距離を、どちらが、より少ないキック数で行けるか競争をして、褒めほめ大作戦展開。
最初は怖がっていた息子だけど、だんだんとスイスイ行けるようになった。
これで自信がついたのかな?自分から、自転車の補助輪を外してみると言い出した。
そこで9月半ばに補助輪を外し、ペダルも自転車屋で外してもらい、
まずは、ゆるーい坂道でバランス取って下る練習。
やっぱり最初は怖々だったけど、楽しくなってきたらしく何度も挑戦。
ハンドル持つ手に力が入っていたためか、豆が出来たり、皮がむけたり。
自宅前の道でも暇さえあれば、地面を蹴って足を浮かせて、今日は15秒足を浮かしていられた!などと報告してくるようになり。
息子の口から、「もうそろそろペダルつけてもいいかも。」との言葉が出てくるようになった。
そして、ペダルをつけてもらった自転車に乗って、すぐに、転ぶことなく、スイスイと漕いだ息子。
とーっても得意げな顔をしておりました
時間がかかったけど、ほとんど転ぶことなく、小さな成功体験を積んで、自転車がこげるようになったことは
息子の自信になっただけでなく、私にとっても、いい経験でした。
スモールステップで成功体験を積ませつつ、大きな目標を達成する手助けができた!という成功体験。
親としての自信が、ちょっぴりついたかも