ヲタクが勝手に憶測で心配して

先輩風吹かせて語ります。



私も早くに親を亡くしました。

早くと言っても私は二十歳を過ぎていたので

経済的にも自立していたし、精神的にも自立していたつもりでした。

それでも、悲しくて苦しくて寂しくて…。

親が亡くなるというのは、今まであって当たり前だった自分のベースが無くなるような、例えるなら何か、心臓とか肺とか、生きるために大切な臓器をもぎ取られたような、あれ?どうやって生きていけばいいんだろう、という苦しさでした。


でも、外に出れば泣いているわけにいかない。

仕事関係の人や友達がお悔やみや励ましの言葉をかけてくれたりするたびに

「ありがとうございます」

「悲しいけどもう大丈夫です」

「頑張ります!」

周りに気を遣わせないように、楽しくなくてもずっとニコニコしていました。



今思うとこれが良くなかったな、と思います。

そうしなきゃいけない状況だったから仕方なかったけれど、

無理して笑っていると、笑った分だけその反動が来ます。


1人になると、電車でもどこでも涙が出てくる。暑い日の汗のように、勝手に流れ出て止まらないんです。

頭の中は、

寂しい、悲しい、会いたい、天国ってあるのかな、人は死んだらどうなるんだろう

そんな思いと

もっと親孝行したらよかった

私がしたい仕事のために上京なんてしなければもっと色々してあげれたのに

そばに居たらもしかしたらまだ生きてたかもしれないのに

というような後悔が、グルグル…



本当の私はこんなに心が暗い状態で、なのに毎日笑わなければならない。明るく振る舞わらなければならない。それは徐々にとてつもない負担になっていきました。



仕事に行くのはもちろん辛い

人と話すのも電話も苦痛

LINEの返事すらできない

ご飯食べるのもしんどい

朝、身体を起こすことも難しい

それでも、仕事は行かなければならない


死にたいとかじゃないんだけど

生きることが苦痛…苦しい、苦しい…


そんな感じでした。

生きるためにしなきゃいけないことの一つ一つが、ものすっっごく頑張らないとできないのです。




今、よこやんはこの時の私と同じような状況なんじゃないかなって、まだ10代でアイドルで私なんかよりもっとたくさん辛いんじゃないかな、って、勝手にめちゃくちゃ心配しています。




だから、よこやんに是非とも伝えたいことがあります。




その頃に、私が当時の上司にもらった大切な言葉です。





「悲しいでしょ?たくさん後悔してるでしょ?それが、あなたが親御さんを大切にしてきた証拠だし、あなたが愛されて育った証拠なんだよ。素敵な親御さんだね。」





これを聞いて、私は初めて仕事中に泣きました。


「あぁ、そうだ、私は愛されて育ったんだ」

と気づきました。



この世で1番私を愛してくれた人を、私が誰よりも慕って頼って居て当たり前だと思っていた人を失ったんだから、悲しくて、辛くて、当たり前なんだ、と。



「悲しいのは愛されていた証拠」



私は愛されていた。だからこんなに悲しい。

悲しいのは当然。悲しまないようにすることが不自然で無理なことなんだ。



「悲しいけど、亡くなった親の為にも笑顔で頑張ります!」

なんてのは、しっかり悲しんだ後の次のステップなんです。ちゃんと心のままに悲しむ、泣く、という作業を省略しては決して前に進めないんだと私は思います。心が壊れてしまう。


何日でも何ヶ月でも、お布団にくるまってしっかり悲しむことが必要だったんだと思います。(そのとき、死にたいという気持ちに傾かないように周りが見守る必要はあります。)





だから今よこやんに伝えたい。

ちゃんと、泣いてね。心のままに、泣いて、悲しんで、後悔して。でも毎回その後必ず

「こんなに悲しいのは自分がお父さんに愛されているからだ」と思って欲しい。



そしてよこやんの周りの大人に伝えたい。

どうか、休ませてあげてください。

ちゃんと、自分の心と向き合う時間をあげてください。そして見守ってください。

どうか、本当にどうか、お願いします。





ヲタクの勝手な語りだけど、万が一にでも届くといいなぁ。ファンレターとかに書いた方がいいのかなぁ。





悲しいけど笑顔で頑張ります!は次のステップだと言いましたが、私がその後心から笑えるようになったきっかけも伝えたい。

長くなるのでまた後日。