試行錯誤して時間を費やすなら、「そこは手で持ち上げればいいじゃん」と思いませんか?
全てを自動化するのは大変です。難しいところはあえて自動化しないのも効率化になるケースもあります。
出来るところを自動化し、難しいところは手作業をする。これを勝手に「ハイブリッド自動化」と名付けてみる。
完全な自動化を試みるのも、それはそれで意味のあることだと思いますが、時間に追われている場合や使い捨てのアクションなどは、ハイブリッドアクション(響きはいいけど手を使ってるだけ)も有効です。
状況に応じて時間優先や完成度優先など、臨機応変に対応しましょう。
……前回のグラフ、やはり山田さんを上にしたいという思いが拭えません。
![$3倍早くなるためのDTP講座](https://stat.ameba.jp/user_images/20090929/00/knym71/3d/44/p/t02200176_0371029610263746559.png?caw=800)
でも、ひとつのアクションでは無理そうなので、2回にわけて追加作成しました。ちょっとしたハイブリッドアクションです。
最初は手動でワクの罫線を選び、同一の線と塗りを選択、属性を「3」とし、これをアクション1とします
次に手動でY軸の文字を選び、前回のアクション、続けて「3」を選択し、選択範囲を隠す。
「1」も選択して、選択範囲を隠す。
これでY軸の名前とグラフぐらふのみになるので、全選択して水平リフレクト。
「2」を選択して、中央揃え、個別変形で180°回転、逆リフレクト。
右揃えにして、全てを表示。
これも条件が揃っているときのみしかできないデモンストレーションですが、考え方でアクションの幅はひろがりますよ。
ハイブリッドとか言っておきながら手動が入ると使えませんが、Illustratorにもver.9から