CDが売れないと、よく耳にしますね。
あのHMVが経営破綻、先日は、都内の有名ライブハウスの下北沢屋根裏が経営危機に陥るだの、
音楽業界は斜陽を一途を歩むばかりのようだ。
そして、今の若い世代はCDの再生機器すら持ってない!というユーザーも増えているではない
の。まじか!
どうなっちゃうのロックって!?
このままロックって滅んじゃうの!?
考えてみる。
別にロックがあんまり流行ってないのは今に始まったことでなかった。
購買層に媚びた、恋愛ばかりを歌ったベタベタのポップソングが天下に号令を下していたのは今も昔も一緒。
僕が一つの原因として考えるのは、
テレビやラジオがロックを文化としてでなく、
ビジネスとして視聴者へアウトプットし続けている姿勢。
今、売れているアーティストを紹介する意味がどこにあんのかね。
みんなが知ってるアーティストをまた紹介すんの!?
それより今だ在野に埋もれるアーティストをテレビに引っ張って紹介するほうが、音楽番組とし
てはよっぽど仕事なんじゃないかね。
全く何やってんだ!!
音楽番組は、情報発信まるでできてねえよ!!
おまえは反逆のロックン・ロールを
穏やかなるパット・ブーンに仕立てた
想像力など何も残っていない証拠
MTVは放送中
MTVは放送中
僕の好きなDead KennedysのMTV-Get Off The Airという曲に上記のような歌詞がある。
そりゃそうだ。
音楽がショウビジネスになった瞬間、ロックは死ぬ運命なのは当然だ。
果たして、音楽を発信し続けるトップアーティストやメディア自体が、
己の信じる正義やかっこよさを、果たしてちゃんと伝えようとしているか?
自分たちがアジテーターである、日本の文化を大きく左右する役目を負っていると自覚して発言
や活動を行っているのか?
個人的に一番、何より大事だと思うのは、自分の思うかっこよさや、
自分の信じる正義を自覚し、みんなへ実際に伝えようとする事だと思う。
レコードだって、MP3だって、自らギターを持って歌ったりだって、紙に書いたって、口で言ったって、手段はなんでもいい。
ただ、それを誰もしなくなったら、伝える人間が誰もいなくなったら……その時こそロックは滅ぶかなと思う。
ロックは別に死んではいない。
しかし今、人類はまちがいなくロックや音楽に飽きている。
だけどもし、人類に大変な不幸が起きて、愛する者や生活を失い、絶望し、メディアが死に、本当に人が音楽の魅力を忘れかけたその時に……その時にすばらしいロックがそばにいてくれたら……その時こそ、ロックはまた人々の愛を一身に受けるときが来るんじゃないかなと思う。
その時のために、ロックンロールを忘れられた過去の遺産にしないために、僕はロックを伝え続ける伝道師であり、歴史書を記し続ける文官でありたいと思っている。
Dead Kennedys - M.T.V. - Get off the Air