旧成人の日に思ふ

 

私の記憶の中では、1月15日は成人の日です。

今は成人を祝う日だか何だとか…

そもそもなんで成人を18歳にしたんでしたっけ?滝汗滝汗滝汗

ていうか、何をもって大人になったというのか私には明確な基準がありません。

 

昔読んだ本に、「こども」は「子・供」つまり「ヤローども」等と

語源が一緒なため、子供と必ず漢字で書くという持論の先生がいました。

言われてみればそうですね。

私が言語聴覚士として成人の臨床をすることになり、

未経験で不安がっていた時に周りから「大丈夫、大人だって昔は子供だったから」

と謎の励ましをくれた方々もいらっしゃいました。

(私は元々専門が小児領域というかなりニッチな亜種でして)

 

小児の発達を少なくとも数十年見てきた私からすると、

「こどもは小さいおとな」はちょっと大雑把すぎる言い回しかなと思います。

私は、こどもと大人では決定的な違いがあると思うのです。

生物学的に言っても、こどもの脳は大人の物とは全然違いますし、

経験値や知識ももちろん違いますよね。そういう意味では、違うと思います。

 

少し前に読んだ本に面白い内容が書いてあって、

産業革命前は子供と大人には明確な線引きはなかったらしいです。

確かに、昔は家の手伝いがあって学校へ行けないとかありましたよね。

今でも途上国では子供も10歳ぐらいで働き手として

カウントされている地域もまだまだあります。

そこには貧困が根底にあるので、必ずしも昔と比較はできませんが。

 

今話題の今年の大河ドラマは江戸の話ですが、

江戸時代の子育てはとにかく自由だったらしいです。

江戸時代は鎖国真っ最中なので、産業革命とは無縁の日本。

こどもも大人の行くところについて行って、

大人と同じように働いたり、遊んだりしていたそうです。

でも、教えられなくても身辺自立は今より早く、

男子は15歳、女子は13歳で成人とされていた様です。

大家族ではこのぐらいで独立してもらわないと困るでしょうしね爆笑爆笑爆笑

 

そうなると、これまでも大人の都合によって

「ここから大人です」と決められてきたんだなと思います。

確かに大人とこどもを分けることにはメリットがたくさんあります。

こどもの健康を守るためにもある程度の線引きは必要です。(飲酒や喫煙など)

でも、最近「守られてばかりのこどもはどんな大人になるのか?」

と疑問に思い始めたのです。

 

もちろん、犯罪に巻き込まれたりSNSのトラブルなど

現代のこどもを取り巻く環境の中で、どうやってこどもの安全を確保しつつ、

こどもがやりたいことをやりたいだけできる環境を整えられるかと

言われるとすごく難しいですが、「自分の限界」を知ることも教育なのでははてなマーク

言ってみれば、「自分ができない事を認識する」ことが

大人の階段の一歩なのではないでしょうかびっくりマークはてなマーク

 

そういう意味では、我が家の子豚1は

「やりたくない事は徹底してやらない」という姿勢を

0歳児から貫いており、「初心一徹」の鏡だと思いますが、

「それだけじゃ世の中無理か…」と気づくのはいつなんだろうと

母は密かに楽しみにしております。

 

So far, so goodアップ , C U soon笑ううさぎ