ドラマの中で、乳がんになって全摘するのを躊躇していた若い女の子のセリフ、、、

 「人の幸せを喜べなくなるのが怖い」

4年前、乳がんと言われたあと、私も心からそう思った。
他人が羨ましくて羨ましくて。
友達に赤ちゃんが出来た、って聞くたびに、悲しくなる自分が本当に嫌だった。嬉しい事のはずなのに。
人の幸せが、とても羨ましく思えた。
そしてそんな自分が嫌で嫌でたまらなかった。

今なら、乳がんになったけど、アタシめっちゃ幸せデレデレって思うのに、あの時は自分でも信じられないくらい嫌な奴だったなぁ。

だけどそういう時は、そういう感情って誰しもが持つものなのかなって、ちょっとホッとした。

乳がんになって良かったなんて1ミリも思わないけど(そりゃ癌なんてならない方がいいに決まってる)、乳がんなったから得たものって沢山あると思う。
出会いや気持ちや知識など。

私はまだ癌サバイバーとは言えないけど、少しでも長くサバイブ出来たらいいなーと思ったドラマでした。

今、癌と言われて訳わからない感情になってる人がいたら、その感情は間違ってないよ!!と言いたい。グッ