12月17日の傍聴行動に参加しよう!! | 悪徳不動産会社スマイルサービスとの闘い   blog版

12月17日の傍聴行動に参加しよう!!

一般向けビラも切りました。


12月17日の傍聴行動の参加するよう呼びかけるビラです。


10波ビラ

PCの方はでっかい画像でもみれます。


テキストでもUPします。

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ついにスマイルサービスを集団提訴!
12月17日(水)の傍聴行動に参加しよう!


〇原告5名で10月8日に集団提訴!


家に帰ってきたらドアが開かない。数日家賃を遅れたら鍵を交換され違約金を徴収された。このような俄かには信じがたい営業を組織的に継続して行っていた不動産業者があります。それがスマイルサービスです。
そのスマイルサービスを、去る10月8日、元入居者や現入居者からなる原告5名が東京地裁に集団提訴しました。家賃滞納をきっかけとした違約金や鍵交換、部屋への無断侵入、荷物撤去の被害に対する損害賠償請求です。
改めてスマイルサービスを説明すると、㈱スマイルサービスは、新宿区西新宿7-10-19 西新宿ビル1Fの小滝橋通り沿いにある不動産会社で、主に都内にあるワンルームマンションの入居者の募集や契約を扱っています。
この会社が扱っている物件は、保証人不要で敷金ゼロ礼金ゼロのいわゆる「ゼロゼロ物件」と呼ばれるもので、通常であれば、敷金礼金や仲介手数料を取られるのに比べ、入居時の初期費用を格段に安く設定しています。そのためか入居するのは、主にフリーターや外国人、仕事を失った人などが多いようです。このような社会的な困窮層を対象としたビジネスは「貧困ビジネス」と呼ばれ、スマイルサービスはそんな貧困ビジネス居住部門の代表格です。


〇ついに大きな社会問題に発展!


私たちは、これまで数ヶ月にも渡ってビラやHPなどで、スマイルの違法行為を告発し、被害の回復を呼びかけ、スマイルサービス事件は社会的立場の弱い人間との情報格差や経済格差に付け込んだ消費者問題であり、大きな社会問題であると訴えてきました。
問題はもはやスマイルサービスという一業者だけではなく、野宿やネットカフェでの生活を余儀なくされるような、安心した住まいを持つことのできない「住まいの貧困」という社会的な問題にまで発展しています。
こういった社会的な追及により、スマイルは西新宿の店頭でピンク色の派手な看板を取り外さざるを得ないところまで追いつめられています。しかし、信じがたいことにこの業者はいまだに平然と営業を続けています。
このような事態に至っても営業を続けるのであれば、元入居者を含めた被害者全員に対して謝罪し賠償するのが当然ですが、スマイルはそういったことも行いません。


〇元従業員の告発によりさらに悪質性が鮮明に!


また、裏面に掲載した11月9日付東京新聞の元従業員の告発から、スマイルは営業当初から鍵交換や違約金について違法性を認識していたであろうと考えられます。スマイルは東京都や警察が手出しをしないことをいいことに、組織的かつ継続的に入居者に対して違法行為を働いていたのです。自らは違法性を認識しながらも、誰からも咎められないことに乗じて、社会的な弱者から違法な利益を上げる。これほど人を馬鹿にした話があるでしょうか? スマイルは、入居者はもとより、東京都や警察に対しても頭からなめきっているのです。
ともあれ元従業員の告発により、スマイルの確信犯的な悪質性がより鮮明に暴露されました。また、このような違法企業を依然として放置し続けている東京都と警察の責任も同時に問われなければなりません。


〇安心できる住まいを求めるための闘い


スマイルサービスは現在、予め期限を定めた更新のない定期借家契約への切り替えを図ってきています。しかし、「施設付鍵利用契約」などというムチャクチャな契約から定期借家契約に変えたからといって、入居者を不安定な住まいに置こうとする意図に変わりはありません。
すべての人は安心できる住まいへの普遍的な権利をもっています。住まいは生活の拠点であり、生存にとって必要不可欠な、なくてはならないものです。その拠点を失う不安に付け込み、違法な利益を上げていたこの業者を許すわけにはいきません。
スマイル裁判の第1回審理は、12月17日(水)午前10時から東京地方裁判所6階 631号法廷で行われます。ぜひ、傍聴行動に参加し、原告5名とともに安心できる住まいを求めるための闘いに加わりましょう!