古本屋・大洋堂 -19ページ目

古本屋・大洋堂

  読んだ本の感想です。主に推理小説や時代小説を読んでます。

おしげさんにとってのわだかまりは。痘痕面(じゃんこづら)じゃなくて,姉さんを殺したということでしょう。

姉さんの客がかわいそうになって,姉さんに会いに行ったおしげさんは,金火箸を姉さんの胸にさしてしまいます。
そのまま自殺を試みましたが,死にきれず,同じ痘痕のおじさんに助けられます。

十五年後,姉と再会したおしげさんは,明るい性格に変わっていきます。 姉さんも,おしげさんに刺されたあと,以前のあたたかい姉さんに戻っており,めでたし,めでたしというところでしょうか。

ところで,コンクリートの施工上の不良に「ジャンカ」というのがありますが,痘痕面(じゃんこづら)あたりが語源でしょうか?
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作者:池波正太郎