2021年5月12日は新月の日。
この日、東京都葛飾区は青砥にある立石熊野神社に行ってきました。
都内では唯一の陰陽師・安倍晴明ゆかりの神社である立石熊野神社は、陰陽道を体感できるとても興味深い神社でした。
まずその立地です。
安倍晴明が、陰陽道の陰陽五行説(木火土金水)に基づいて、正五角形の敷地に結界を張り巡らした神社だそうです。
航空地図で正五角形の敷地を見るにつけ、そこに陰陽道があった事を感じられます。
さらに、こちらの神社では「新月・満月 夜詣り 特別祈願」を行っています。新月では「祈願」、満月では「感謝」のお祈りを捧げます。
今では願いを叶えるスピリチャル的方法の1つとして知られている、新月に願いを書き、満月には感謝を書くという引き寄せの方法が、実は古い技であったことをここで知りました。
ご祈祷を受けると様々なものが授与されます。
撤饌(御米)、絵馬、お守り。
絵馬は八咫烏が描かれた、敷地と同じ正五角形のもので、ご祈祷前に2枚渡されます。1枚は願い事(または感謝)を書いて祈願して頂き、1枚は記念品として持ち帰れるようになっています。
そしてお守り。こちらも五角形です。新月と満月では異なる配色のお守りが授与されます。
新月は白地に白丸のお守り、「新月おちから守」、
満月は黒字に金丸のお守り、「満月ありがとう守」
因みに、御朱印の方も新月と満月限定の御朱印があり、こちらも新月、満月でデザインが異なります。
【新月の限定御朱印】
なお、通常は夜20時より執り行われる特別祈願ですが、現在はコロナの影響で13時~20時の間で1グループ単位で執り行っており、私も今回は日中に受けてきました。
霊感希薄な私でも、鳥居をくぐると何か不思議な感じを受けたこともあり、次の機会があれば是非満月のご祈祷を、夜の時間で受けてみたいと思いました。
■立石熊野神社