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Rainbow sun

息子のこと
旦那さんのこと
子宮頸がんのこと

色々思ったままに書いて行きたいです***




入院生活も早いもので、3週間目となりました。



入院したての頃は、愛する家族と離れた寂しさから、それまでの生活を悔やんだり、24時間点滴の苦痛や、お風呂に入れない不快感、病院食に対しての不満、慣れない大部屋生活などに、とにかくマイナス思考街道まっしぐらでした。



それに加え究極の人見知りな虹なので、なかなか同室の方とも打ち解けられず。。。



でも慣れってすごいもんですね。



退屈な時間が苦でしかなかったのに、少しずつその退屈を楽しめるようになり、家ではテレビの権限がほぼ息子にある為、普段はできないDVD鑑賞をしてみたり、のんびりマイペースに読書をしたり、今では同室のママ達と涙が出るほど大笑いしてお喋りするようにもなりました。



そして今日でやっと赤ちゃんも36週に入り、ひとまず安心なところまできたので、この調子で何もなければ来週退院できることになりました。



出産を経験してない方や、妊娠などの知識のない方には赤ちゃんの週数で言っても分かりづらいと思いますが、赤ちゃんは十月十日で生まれてくると聞いたことがあるかもしれません。



その十月十日にあたる?出産予定日が40週となります。



ちなみに臨月とは36週以降、10ヶ月目のことを言います。



そうです。



虹の赤ちゃんもやっと臨月に入ったのです。



息子の妊娠の時は何も問題なく、予定日直前には毎日スクワットを100回こなしていたくらい元気な妊婦生活を送り、出産時も陣痛が長かったぐらいで特に大きな問題もなく、安産なほうだったと思うので、今回の妊娠で健康な妊婦生活を送れることや、赤ちゃんが元気に生まれてきてくれることは当たり前ではなく奇跡なんだなと実感しました。



虹の入院している大学病院では普通の産科のクリニックでは受け入れてもらえないくらいのハイリスクな妊婦さん達がたくさんいます。



赤ちゃんの身体が大体出来上がる頃が36週前後と言われていて、それまでに生まれてしまうと身体が出来上がっていない分、赤ちゃんにも何か障害が残る可能性があったり、週数によっては生きていけない可能性もあったりするので、なるべくお腹にいてもらう為に、大事をとって入院している妊婦さん達がたくさんいます。



その中でも虹はまだ入院期間も短く、状況も悪くなく、安静度も高くなく、点滴の濃度や量も最小レベルでした。



そんな最小レベルの点滴でさえ、副作用はひどく、手先は震え、動悸や火照り、頭痛などもあり、決して楽と言えるものではありませんでした。



同室のママ達はもっと大変な思いをしてきた人達ばかりで、しかも初産だったりもするので、もう虹以上に不安だらけです。



それでも強く明るく、純粋に赤ちゃんを想い、一生懸命赤ちゃんを守っています。



ママってすごいなーと思いました。



そして、そんな私達をサポートしてくれている家族の有り難みを改めて感じ、大切さが増し、絆も深まったと思います。



家族には迷惑をかけてしまって本当に申し訳ないですが、この入院でたくさんのことを学んだり、感じることができたので、虹にとってこの入院はするべきだったんだろうなと思います。



今日まで出会えた人に本当に感謝。



少しだけど、ママとしても成長できたのかなと思えます。



だからもう、いつでも会いに来てね。



みんな楽しみに待ってるからね。



愛しい愛しい赤ちゃん♡



たくさん笑う子に育ってほしいなー!