小さいころから、間違いなくサボり魔だった。

 

自宅学習の算数の時間に漢字を書いていたし(書くだけなら脳は使わない)、学校も10日に1回は絶対休んでいたはず。

部活も面倒でやっていなかったので成長するにつれて、「自分はだらだらするのが好きなんだ」と思うようになった。

 

人付き合いも同様で、だれかといる時間はなんとなく疲れた。

高校2年ぐらいから(?)基本的にいられる時間はなるべく一人でいたし、高校の最後なんかはほとんど人とかかわりがなかった。

だからこれもおんなじように(短絡的)、「自分はひとりでいることが好きなんだ」と思っていた。

 

 

大学に入ると自由な時間が増えたので、バイトも、サークルも、オリエンテーションも、新歓も、入学式も全部いかなかったしやらなかった。

 

なぜなら「自分はだらだらすることが好きなんだ」し「自分はひとりでいることが好きなんだ」と思っているのだから。

 

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そのまま3年近く経つわけですが今はちっと楽しくありません。

結局本当は「人が大好きで、競争が大好き」だったんだなあと今になって思います。

自分は究極にアマノジャクだし、なんならやりたくないことばっかウキウキでやっているような気さえしているんですね。

 

 

それでもなんでこうなったのか、好きと嫌いをはきちがえたのか、最近ちょっとわかってきました。

 

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つまり、

何を勘違いしたのか、「休憩時間」を人生にしようと思ってしまった。

余白のない文章は読みずらいけど、余白だけでは文章と呼べないことに気がつかなかった。

光があるから影があるし、山があるから谷があることを知っていながらアマノジャクが谷を埋めてしまった。

 

 

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自分が本当に好きなものがなんなのかを間違わない、あるいは間違えてもすぐにカジ取りできる「素直さ」が人生を豊かにするコツなのかなあと思う今日この頃です。