昨日は開催中のメスキータ展に行ってきた。

開催地の大谷記念美術館は地元。
版画の線だけで表される明暗、奥行き、立体感。
無駄がなくとてもデザイン的で、いつも見ないタイプの絵はすごく勉強になった。
図録ゲット。これで何度も見返すことができる。

そうそう、この日、朝から気分が乗らなかった。
おや?おかしくないか?
これは私の気持ちではないよね?
理由のない焦燥感のようなもの。
ちょっと問いかけてみる。

ビンゴ。
ああ、やっぱりあの人だ。
「感謝しろ」のオンパレード。
その人にとっては、感謝されることこそ価値のあることのようだ。
とにかく執着。認めて欲しい思い。その思いは今誰に向けられてるのだろう、なんて思いつつ。
はい、生霊さんです。観覧中に。
絵に集中したいんだが(笑)

というわけで。

こちらの言い分を話したあと、何度来ても私はあなたを受け入れはしない、と冷静に伝えてみた。

私は認めることと受け入れることとは違うと思っている。いくらすごいことができたとしても、その人を好きかどうかは別の話だから。無理矢理好かれようとしても、命令しようもしても、人の心はそう簡単にはいかないよね。
ある存在も、そこに加勢してくれたようだった。

(数分後)

頭のもやのようなものが晴れ、楽になった。