ふと、とある人のことがよぎったときのこと。
私の感覚では、その人をイメージのなかで触れてみると、なぜか毛並みを触っているような気がした。ネコのような柔らかい感じではなく、つるりとした、少し硬めの感じ。昔動物園で触れ合ったカピバラを思い出した。
あれ、この人…人間…だよな??
そこで、知人に連絡をしてみた。
なんかおかしくってさ〜
動物を触ってるイメージが拭えなくってさ〜というと、
「それ…たぬきや…
たぬきと繋がっとる…
たぬきに化かされとる」
え。
えええ。
えええええ???!!!!!
その瞬間、私の脳裏にもその人が言う、うらぶれたたぬきのイメージが降りてきた。信楽焼のたぬきに近く、二足で立っている。でもあの陶器のようなかわいさはあまりない。あくまでうらぶれた感が拭えない。
この件で、以前私が聞いた
○どこと自分が繋がっているか確認せよ
○祝詞をあげればいいというものではない
○自分が心からやりたくてやっているか
という言葉を思い出した。
そして、もし化かされているのならと、いろいろ心当たりもあった。
とはいえ。
私が口を出すことでもないと思っている。
なぜなら、その経験もその人の人生のものだと思うし、それはその人にとっての真実かもしれないからだ。