前回の釣行の翌週末は娘と近場の漁港へイカ狙いで行ってみたら

少ないながらもパラソルサイズがヒットしたりしておりました。

娘は見えるイカにかなり興奮してましたw

 

 

さて、今回の休みはそろそろ終盤のヤリイカもサクラマスも釣り場が北に移りつつある中、留萌方面は天気予報では日本強風な場所が殆ど。現地についても風を躱せる場所が殆どなく、釣りそのものが結構厳しいと予想。

 

色々とピンポイント天気を探り続け、ここなら風も弱く釣りになりそうと着いたのが

 

寿都方面。

 

いや、もう鱒は終わってます、分かってます。

間違ってヒラメ・・・なんて思いつつもシーバスロッドを持って磯へ降り、フルキャストしようとベールを起こしタラシを調整すると・・・

 

あれ?何かリールハンドルが引っ掛かる?何だ?

スプールを外して見てみるも異常なし。中身、どこか壊れたかな・・・。

今回持ってきたリールは古いながらもあんまり酷使してないやつなんだけどなぁ・・・

こういう時に限って持ってきてるタックルが

 

①スピニングリール(不調)+シーバスロッド

②イカ用 アジングロッド+スピニングリール(PE0.6)

③ベイトロッド+ベイトリール(PE1.0)

④ベイトロッド(短)+ベイトリール(ナイロン3.0)

 

イカ用のリールを使って、間違ってデカい何かが釣れてしまったら絶対上げられない・・・( ̄▽ ̄;)

しゃーない、③のベイトロッドしかないな。

 

一旦車に戻りロッドを持ち替え、再度磯へ。

追い風を背中から受けているのでスピニングタックル程ではないにしろ、結構ルアーが飛んでくれます。

 

が、色々ルアーを変えたりシモリ際へ打ち込んだりしてみますが生命反応なし。ホッケどころかアブラコも追ってこない。

まぁ今日はベイトキャストの練習という事にしよう。

 

夕方になり、ブラーを際に落として

ガヤと

時折 デカい!?と思わせる突っ込みを見せるハチガラに遊んでもらって終了。

 

夜は一応港の中にイカがいないか探索するも、ガヤしか見当たらないので早めに就寝。

 

翌朝。このままこの辺にいても厳しいと思い北上。

精進川河口も白波が立ってるなぁ。

 

更に北上を続け兜千畳敷。

国道から見ても磯が波で洗われてる。さすがに誰もいないw

 

神恵内に入るも、何処も海は波と風で真っ白。

こりゃどこも釣りにならんな。諦めて帰宅も考えつつ車を走らせていると風裏になってる港を発見。

 

これだけ外海が時化てるとワンチャン港内に魚入ってるかも?

寧ろ昔ココでチッコいヒラメ釣れたことあるし。

 

車を降り、とりあえずスプーンをキャストしてみるといきなり魚が追ってきます。

 

良く見ると追ってくる魚の数が半端じゃない。

1キャストで5~6匹追ってくる。

しかも皆 サイズがデカい。

 

しかし足元まで来ると見切られる。

スプーンからミノーに変えてキャストすると、着水と同時に

 

「ドン!」

 

おお結構重い!

若干ネットインに手こずりながらも

 

雨ちゃん。

イワシ食いまくってる所為か太い!

 

 

・・・試しに食ってみるか。

こんだけ太いなら多少は脂乗ってるだろうし。

そもそもイワナは食うのにアメマスを食わない理由を知りたい。

ということで初めてアメマスをキープしました。

最悪、マズイ!食えない!無理!ってなったら鮭釣りの餌に使えるという話も聞いたことあるし大丈夫!

 

その後はひたすら

アメマスと遊び続けます。。

 

港内を回遊してるのか、時折反応が薄くなったら50m程移動すればまたルアーを追ってきます。まさにアメマスの巣w

ベイトリールなのでルアー回収からの手返しが早い上、狙った場所にサミングで簡単にルアーを打ち込めるのでめっちゃ楽しい!

 

そして・・・

 

 

ちょっと遠投した場所で着水と同時にフッキング。

お、こいつ結構走りよる。中々パワフルやな。お、ジャンプした!

随分コイツ今までのと違って元気いいな。

デカいんかn・・・ああああ!!!!

 

 

 

サクラマスやん!!!!!

 

 

ぬおおおお!!寄せても滅茶苦茶突っ込みやがる!全然弱らん!

 

 

もう頭の中は半分パニックです。

 

えっと、まずネット折らないように水中で掬う様な動作はしないで、尾から入れて・・・どうするんだっけ(´;ω;`)

 

さっきまでアメマスと遊んでた時の余裕は何処へ( ̄▽ ̄;)

 

くそう、なんとかこのシーズン終盤に初サクラゲットして開花宣言したい!!!!

 

…(;´Д`)ウウッ…

ネットを水中に落とすと急に復活しやがる( ノД`)

なんだよこいつスタミナ無限にあるんか(´;ω;`)

 

5分以上格闘を続け、「少し空気吸わせると弱る」のをやっと思い出し、水面から魚の顔を出させ・・・

よし、今だ!とネットを落とすと

 

いやあああああああ!!!!!

ミノーのテールフックにネット引っ掛かった!やべえ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サクラマス「じゃあの」

 

 

 

・・・膝から崩れ落ちましたorz

 

 

 

その後は正午までキャストを続けるも、遊んでくれたのはアメマスだけでした。(´Д`)ハァ…

 

 

帰宅後はタックルを水洗いして、調子悪いリールを分解。メインシャフトとオシレーティングポストを繋ぐ部分が割れてました。

まだ部品供給はあるようなのでネットでサクッと注文し、ドキドキしながらアメマスを捌きます。

 

内臓脂肪すげえ。真っ白です。

身の色はメインのエサがイワシなので少し薄めですが、マスの名前の通りオレンジ色。

 

まずは身の味を知るべく、塩焼きで・・・

 

 

・・・あー。なるほど。

 

確かに良く言われるように「旨味」の部分は、そりゃサクラマスや鮭に比べれば薄い。

けどちゃんと鮭鱒の風味はある。

寧ろこれオニギリの具に「鮭」って書いて売ってても味付けさえしっかりしていれば気づかないかも?

 

一応俺の味覚が変な可能性もあるので嫁と娘にも食べてもらいましたが

 

「普通に鮭」

 

との回答を頂きました。

 

次に

定番ムニエル。

 

あ、そういうことか。

 

ムニエルにするとバターの香りでさっきまであった鮭の風味が消えてしまうので「味が無い」感じがするんだな。

魚の脂がバターに溶け出すのかも。んでもマズくはないな。

 

※あくまでも個人の感想です。

 

よし、とりあえず残りの身は今後色々試して食べてみよう。

それによっては今後のアメマスに対する見方が変わるやもしれん。

 

ただ、回りに釣人がいる状態でキープするとサクラマスと思われて声を掛けられる可能性が上がり、持ってるのがアメマスだとちょっと照れるってトコが問題かねw