久しぶりに婦人科の病棟を訪ねました。
私が治療を受けたときには初期研修医だった医師がナースステーションの中にいたので、
ちょっと頭を下げたけど、無反応。ま、覚えているわけないか。
同病仲間とのおしゃべりのひととき。
あと数ヶ月で最初の手術から丸5年なんだなあ、と思ったりしながらも、
何度か気持ちがぐらぐらっとするときがあって、密かに激しく動揺しておりました。
なんだろ、なんだろ、ともやもやしながら帰ってきたのですが、
結局のところ、不甲斐ない自分が恥ずかしいという(>_<)
みんな本当に凄いな、と思います。
その輝きが眩しくて、目が開けられないほどに。
治療中の私はほんっとぐだぐだでした。
医師に対してはもちろん、母や夫にも不信感いっぱいで、
後ろ向きで、僻みや我儘ばかり。
あれからだいぶ時間が経って、今は表面をきれいに取り繕っているけれど、
正しく生きている人の前に立つと、ボロが出ちゃう、というか。
見たくないし、振り返りたくないし、できればなかったことにしたいけれど、
そういう黒歴史があったのは事実でして。
観念せよ、自分。