既に長文記事を２つ書いていますが、
経過観察丸３年の受診Dayにはまだ続きが(^^ゞ
漢方外来の後、15時からはリンパ浮腫外来に予約を入れていました。
２度目の手術直後に婦人科病棟で診察してもらったのが初診で、
その後ほぼ半年毎に受診してきたのですが、
だんだんむくみが気にならなくなってきたので、
もういいかな～、と昨年１２月の受診を意図的にスキップしました。
実はその時にほぼ毎日履いていた弾性ストッキングや足枕もやめてみたのです。
さすがに長時間の正座やしゃがんだ姿勢で長いこと働くのは避けましたが、
普通に生活していてもむくみが悪化することはなく、
なんだ、大丈夫じゃん、と思っていたところ、
この春先から急に左足にだるさや痛みを感じるようになり、
ちょっと心配になったので、復活してみたのでした。
１年ぶりに顔を合わせた担当看護師のNさんに、
そんなにひどくは見えないのだけれど、痛みが出るのが気になって、と伝えると、
ストッキング使わなかったから、その分漏れちゃったんだわ、と言われ、
まずは計測、とベッドに乗せられました。
測りながら、今日は久しぶりだし、F先生に診てもらうから、と言われて、
ええええ、とビックリ。
なぜなら、リンパ浮腫外来で医師が出てきたことは今まで一度もなかったから。
病棟での初診のときも、一瞬顔を見せただけで、メインは看護師さんだったし。
見た目はしゅっとしてるんだけどなー、とNさんが部屋を出ていき、
ややあってF先生登場。
ジョブストはそもそもリンパ浮腫用じゃないから、とつぶやきつつ、
左足をちらりと見て、問題ないと思います、と一言。
薄いストッキングは段になるからね、と言いながら手を洗って、
じゃ、と部屋の外へ。あれ？終わり？
ストッキング処方しますねー、とNさんが引き取って、
今までの流れだと、ここから試着大会なのだけれど、
住所変更ないですか、といきなりメディプラスの注文書を書き始めたので、
あれれれ？ずいぶん変わったな、とまたびっくり。
なんだかちょっとな、と思っているうちに、
１足25,200円の注文書控えを渡されて、診察終了でした。
うーん。
釈然としない気持ちのまま家に帰り、悶々と考えてみたのですが、
この構図は、2006年に婦人科を初診したときに似ているな、と思いました。
子宮体がん疑いでクリニックから紹介され、
MRIやCTも含め、たくさんの検査を受けたのですが、
どれも問題ないけど、よくわからないから全身麻酔で子宮内膜を全掻爬します、
と言われたときのこと。
どの検査でどんな結果だったのか、説明は一切なく、
血液検査の数値さえ見せられず。
そういえば、今まで足の計測を毎回してきたけれど、
その数値を教えてもらったことはなかったし、
前回に比べてどうなのかも聞いたことがなかったな、と思ったり。
ちょっとイライラしながらそんなことを考えていて、
高い買い物だし、もう一度落ち着いて考え直すかな、と思いついて、
翌朝弾性ストッキングの注文先の会社に電話をしてみました。
電話に出た女性に、ちょっと考え直したくて、と伝え、
まだストッキングが発送されてなかったら止めてください、と頼んだら、
既に発送済みとのことでした。
仕方がないので、返品は可能ですか、と尋ねると、
未開封なら可能ですが、その場合は病院に必ず許可を取ってください、
と言われました。
えー、病院の許可が必要なんですか、と返したら、
そちらとこちらだけの関係ではないので、とのこと。
うーん、うーん、なんだかとても面倒くさいシステム(>_<)
電話を切ってから、もしかしてマージンが病院に渡ってたりするのかな、
とか穿った考えが頭をよぎったりもしたのですが、
よーくよーく振り返ってみると、
リンパ浮腫外来での診療報酬はいつもたったの70点分（3割負担で210円）。
普通に考えれば、採算取れてるわけないんだわ～
そう思ったら、まあ、今回はこのまま購入することにしておこうか、
という気持ちになりました。次回はわからんけど（笑）
ちなみに、今回ナック商会さんから購入した弾性ストッキングは、
メディプラスのクラス３（強圧タイプ）パンストタイプです。
「問題ない」という診断なら、
クラス２のメディエレガンス（こっちなら２万円以下）や、
同じくクラス２のジョブスト（これなら５千円以下）でもいいんじゃないかな、
というのが、目下最大の疑問であります、ハイ。