修羅場は心を目覚めさせる | 昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

旧ブログ名は「卵巣がんでした~(T^T)→勝手に治った宣言v(^O^)/」
大学病院で卵巣腫瘍を切除
 →卵巣癌Ⅱc期ですと~ぉ(T^T)
 →もう一回手術~(T^T)
 →抗がん剤も~(T^T)
 →勝手に治った宣言v(^O^)/
 →めでたく終診\(^O^)/

一昨日ふらりと本屋でなんとなく手に取った本を今読み終えました。

感情を出したほうが好かれる (知的生きかた文庫――わたしの時間シリーズ)/加藤 諦三

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今の私にはとてもイタイ(>_<)言葉が何度も何度も繰り返されていました(笑)
が、共感というか、妙に納得してしまうというか、
一行も「それはちがうでしょうー」みたいに思うところがありませんでした。
こういう生き方指南的な本は、お説教くさくてどうも好きになれなかったのですが。。。


最後のほうに、こんな言葉がありました。

「トラブルは運命の強壮剤である」
「トラブルは心を目覚めさせる」
「トラブルは私たちの性質の卑しい部分を焼き払ってくれる」
「トラブルは人格的成長の妨げになっていた力を取り除いてくれる」

D・シーベリーという人の言葉を引用したものみたいで、
「このトラブルという言葉を修羅場という言葉に変えてみればよくわかる」
と書かれていました。


思えば、大きなものから小さなものまで、数々の修羅場から、
私はずっと逃げてきたように思います。
だから、ずっと「かたち」ばかり整えることに必死になっていました。
「かたち」と「こころ」の違いがわかっていなかったな。

でも、卵巣癌という修羅場からは逃げなかったよ、って思いました。
・・・何度も弱音を吐いて、逃げそうになったけれど(^^ゞ

そんなことを思ってから、カレンダーを見て気がついたのだけれど、
去年の今日、2月5日は2度目の手術を受けた日でした。
今くらいの時間は、まだ手術室にいたんだなぁ・・・と
そのことがなんだかとてもすごいことに思えてきました。