卵巣がなくなったことで起こるホットフラッシュ対策で処方してもらっていた漢方。
手術の後、ツムラ24番加味逍遥散を1ヵ月くらい飲んでいたけれど、イマイチで、
その後、23番の当帰芍薬散に変更してもらって、さらに1ヵ月。
それでも夜間のホットフラッシュが激しくて、1時間おきに目が覚め。。。
暑くて汗をかく→布団をはねのける→汗が冷たくなって目が覚める→着替えて布団にもぐる
を朝まで5-6回くり返す感じ。
途中で目が覚めるのが0回にならなくても、せめて3-4回にならないかなぁ、と
毎回変わる婦人科の医師たちに相談してきたのだけれど、
「術後数年はホルモン補充はできないから、我慢して」
「漢方は効くのに時間がかかるからねぇ・・・」
「じゃ、睡眠薬出しときますね!」
となかなか本質的な改善策には辿りつかず、あっというまに3か月。
そこで巡ってきたチャンスが!
先週CTの結果をききに行ったのですが、診察室の扉をあけたら、病棟のODr.。
CT画像を説明してもらってから、化学療法の計画を立て直し、
最後に何度目かになる同じ相談。
僕たちも少しは漢方処方しますけれど、専門ではないので、漢方の先生に診てもらいましょうか
と、ODr.。さすが\(^o^)/
漢方をしっかり合わせるという選択肢を示してくれたのはODr.だけ。
ホルモン補充ができない状況としても、じゃレンドルミン飲んでおいて、
ていうのはあまりにも乱暴な気がしていたの。。。だって、寝つきが悪いわけじゃないんだもん。
・・・というわけで、女性漢方外来へ。
といっても、実質は婦人科の中にある専門外来で、漢方に詳しい婦人科医師が担当、という感じ。
いかにも不定愁訴~、という雰囲気の問診票に記入してから診察。TDr.。
問診票を見ながら「身体が弱っているなぁ、という感じですね」と言われて、
抗がん剤やってますからね、毒ですからね、と返す。
困っている症状を伝えた後、舌とお腹の診察。それから脈を診る。←この辺漢方っぽい。
気・血・水の全部それぞれ不調がありますね、と。そりゃーそうだろう!と思う。。。
結果TDr.のセレクトは、加味帰脾湯(ツムラ137番)。
ほてりを取る、血を増やす、水を出す、気持ちを落ち着ける、というような作用があるそうな。
これでうまくいかなくても、まだ他の組み合わせがあるのでがっかりしないでね、と言われる。
味がちょっと飲みにくいかも、当帰芍薬散に似てます、と言われて、
「セロリ味?」と言ったら、そうそう!味覚敏感?、と褒められ?た。
待合で2回目の手術の時に同じ部屋だったHさんにばったり。
おかげんいかがでしたか~?と大騒ぎしていたら、さらに同室だったMさんまで合流。
なんだか同窓会みたい。
抗がん剤できなくて、落ち込んでいた私に神様がくれたプレゼントだったのかも。
Hさんは顔色も良くて少しふっくらしたように見えたけれど、Mさんはつらそうだった。
痛くて眠れない、のだそうだ。