大晦日 | 昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

旧ブログ名は「卵巣がんでした~(T^T)→勝手に治った宣言v(^O^)/」
大学病院で卵巣腫瘍を切除
 →卵巣癌Ⅱc期ですと~ぉ(T^T)
 →もう一回手術~(T^T)
 →抗がん剤も~(T^T)
 →勝手に治った宣言v(^O^)/
 →めでたく終診\(^O^)/

あっという間に今年も大晦日。
去年の大晦日は初めてのツワリに苦しんでいたっけ。

年末に身ごもった赤ちゃんはたったの9週で空へ帰っていった。
あの子をちゃんと産んであげることができていれば、と思わずにはいられない。

境界悪性以上の卵巣腫瘍だとわかってすぐ、私は不妊治療専門のクリニックへ向かった。
初回の手術で片側の卵巣と子宮が残るなら、化学療法や放射線治療が始まる前に、
採卵して受精卵か胚の状態で凍結保存しておけないか、と考えたからだ。

長期の病休前の仕事の整理や引き継ぎに加え、
術前検査と並行して体外受精(IVF)のための検査に通うことはとても大変で、
入院までの1カ月ほどは一日も病院に行かなくてすむ日はなかったけれど・・・
やれるだけやっておいて良かったと思える。
・・・無駄になってしまうかもしれないとしても。


実は、今通っている大学病院の婦人科にも、不妊治療グループがある。
しかし、腫瘍グループの医師にIVFを考えていることを相談すると、
はっきりと「民間のほうがいい」と断言された。
この大学病院の不妊治療グループより、個人経営の不妊治療クリニックのほうが、
実績も機動力もサポートも優れている、というのだ。

仙台市内ではKアートクリニックとYレディースクリニックが凌ぎを削っている。
日本初の体外受精は東北大学で行われたのだが、
どちらも院長は東北大学病院の婦人科で黎明期の不妊治療に携わった医師。
不妊治療には保険がきかず、50万円単位の費用が一度に出ていくことになるので、
余裕のない日程ではあったが、両方のクリニックに足を運んで話を聞いた。
(↑だから、余計に慌ただしかったわけだが)

悩んで悩んで・・・Yレディースクリニックを選択することになるのだが、
その理由については後日また別の記事にしようと思う。