2023.04.04 鎌倉市長谷 江ノ電長谷駅から歩いてすぐのところに収玄寺はあります。門を入った右側と本堂前で、トキワマンサクの木がほぼ満開を迎えていました。

これは花も葉も赤いので、ベニバナトキワマンサクと呼ぶようです。境内を華やかにしてくれます。

 

 

これはシロヤマブキですね。

 

さらに境内を散策すると、リキュウバイが見ごろを迎えていました。白い花が多いですね。

 

あっ!黄色い花を見つけました。ペチコートスイセンですね。後ろのとんがっているのが花被片(かひへん=花びらとがくにあたる)で、らっぱのような形をしているのが副花冠(ふくかかん=おしべが変形したもの)だそうです。

 

 

 

 

収玄寺から長谷寺前を過ぎ、高徳院大仏の方向へ歩いていくと、10分ほどで光則寺に到着します。境内にある池端をめぐると、白いシャクナゲ越しに本堂が見えます。

池の対岸(本堂側)から眺めたシャクナゲです。

 

 

これは? つぼみからすると、一重の白いバラのようですが…

家に帰ってから調べたところ、葉の形からシラユキゲシと分かりました。別名スノーポピーというそうです。

 

 

ショカツサイが色鮮やかに咲いていました。群生しているところを見ることが多いですが、こうして一つの花をよーく見るのもいいですね。不思議な姿をしています。

 

こちらはオオバベニガシワです。

ひょろっと長く伸びた先に赤い大きな葉をつけていました。初夏には緑色になるそうです。

 

 

スミレですね。何というスミレでしょうか? 濃い紫色をしています。

 

裏山の日朗上人の土牢へ向かいました。シャガが咲き始めています。奥のぼんやりと見えているのが土牢です。

 

土牢のそばの草むらにはマムシグサの仲間が生えていました。

調べてみると、ムサシアブミのようです。サトイモ科なんですね。

 

 

境内の庭に戻ると、ここにもシャガの花が咲いていました。

 

 

 

光則寺を後にして、長谷の大通りへ出ると、きんつばの専門店「鎌倉いとこ」本店があります。

かぼちゃと安納芋のきんつばを購入し、帰宅後おいしくいただきました。