雑学ぶろぐ -44ページ目

男はつらいよ

「男はつらいよ」


「男はつらいよ」は僕の大好きな映画ですラブラブ!

子供のころ観たときは全然面白くなかったのに

大人になって観てみるとハマってしまいました叫び

この映画には古き良き日本の風景や人情が

ふんだんに盛り込まれています。

確かに、今振り返ると子供には分からない

心の琴線に触れる表現があったのかもしれません。

「男はつらいよ」を観るたびに

大人になった自分を実感する瞬間があります得意げ


「男はつらいよ」は、ご存知のように

1969年(昭和44年)から1995年(平成7年)までに

全48作を製作された映画シリーズです。

渥美清氏が演じる

主人公の車寅次郎(以下、「寅さん」と書きます)は

テキ屋稼業を生業とし、

定職を持たず日本各地をふらつきます。

そんな寅さんが

故郷の葛飾柴又にふらりと戻ってきては、

何かと騒動を起こします。

そして、

次から次へと失恋を繰り返す寅さん。

そんな寅さんを通して、

日本各地の美しい風景を背景に

人情喜劇が展開されます。



そもそも、「男はつらいよ」

1968年10月から全26話が放送された

テレビドラマで、最終回では寅さんは

ハブに噛まれて死んでしまいますドクロ

この時、放送局に多数の抗議が殺到したらしいですむかっ

そんな人気のあった寅さんを

映画化にと思い立ったのが山田洋次監督で、

当初は「テレビ作品の映画化は当たらない」

反対されましたが、公開されると大ヒットしました。

その後、続編がつくられシリーズ化されます。

一人の俳優が演じた最も長い

映画シリーズとしては世界記録で

ギネスブックにも載っています目

もともと1作だけのつもりで製作されたので

第1作は物語が凝縮されていて、

シリーズ最高傑作とも称されますクラッカー

ご覧になっていない方は是非どうぞニコニコ

第1作 男はつらいよ HDリマスター版 [DVD]/渥美清,倍賞千恵子,前田吟

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「男はつらいよ」は企画段階での

タイトルは『愚兄賢妹(ぐけいけんまい)』でしたが、

番組として売り難いと反対されました。

そこで、当時のプロデューサーがそれに

代わるタイトルをと、

いろいろな演歌の歌詞を見ていたら

「つらいもんだよ男とは」

の一節が目にとまり

タイトルにふさわしい様に

「男はつらいよ」にしたらしいです。

さらに、

その歌詞を調べてみたら

作詞者が星野哲郎氏だったので

「男はつらいよ」の主題歌の歌詞を

依頼したそうです。

「男はつらいよ」歌詞(PCサイト)



さて、寅さんがよく使うセリフで

「それを言っちゃあおしまいよ」

があります。

第1作で渥美清氏がアドリブで言ったものですが、

セリフの持つ意味に感心した山田洋次監督が

その後脚本に多用するようになりました。

このセリフ、寅さんの言い方で

いろんな味のあるセリフになるんですよねニコニコ

「それを言っちゃあおしまいよ」


最近、「想定外」と言う言葉を使って

言い逃れや、責任回避する方々に

「それを言っちゃあおしまいよ」

言いたい今日この頃です。。。むっ




僕が一番好きな寅さんのセリフは

第39作「寅次郎物語」にあります。

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このセリフは以前、

TV「1分間の深イイ話」で紹介されたことがあるんですが

甥っ子の満男が寅さんに

「人間って何のために生きてるのかなぁ」と質問します。

それに答えた寅さんのセリフが好きなんです。

そのセリフとは・・・

(深イイ話風にやると・・・にひひ

$雑学ぶろぐ-1
 



$雑学ぶろぐ-2
 



$雑学ぶろぐ-3
 
「生まれてきてよかったなぁ
と思う時のために生きている」

 

寅さんの名言


寅さんらしい人生哲学でもあり

的を射ている感じもします。

深イイですねにひひ

皆さんならどう答えます!?


ちなみに、寅さんこの後に

連れの男性に同じ質問をするシーンがあります。

寅さん神妙に海を見つめた後、

寅「人間何のために生きてるんだ?」

男「何のためかなぁ・・・」

寅「あ~ダメダメもういい、考えなくていいプンプン

結局答えが出ませんショック!

人間何のために生きてるんだ?



辛い時こそ

「生まれてきてよかったなぁ」

思える瞬間を大切に、

また、その思いを与えられる

人間になりたいものですかお



では、

最後に寅さんの最後のセリフを紹介します音譜

それは勿論、

最終作・第48作「男はつらいよ 寅次郎紅の花」

寅さんラストシーンでのセリフです。

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本作では劇中のテレビで「阪神・淡路大震災」

起きたと紹介されていますが、

本作が撮影された1995年に

実際に「阪神・淡路大震災」が起きています。

「復興していく町の様子を映し、住民を励まして欲しい。」

被災地である神戸市長田区からの要請を受けて

山田洋次監督が脚本を変更して

神戸で撮影が行われています。



神戸でボランティア活動をした寅さんが、

ラストシーンで1年後の正月に神戸を訪れ

久しぶりに神戸の方々と再会し、

皆から笑顔で歓迎されます。

復興祭りを楽しむ人々の明るい笑顔に

「は~苦労したんだな~、ええ。

本当に皆さんご苦労様でした。」


とねぎらいます。


寅さんラストシーン



これが寅さん最後のセリフで、

俳優・渥美清氏の最後のセリフでもありました。

とても感慨深いセリフですね。


今回の震災の被災者の皆さんに

天国の寅さんが

「本当に皆さんご苦労様でした。」

と思わず言いたくなる

元通りの明るい笑顔を取り戻せる日が

一日でも早く来る事を願い、

またこれからも、

皆さんを応援していきたいと思います。