『精神エネルギー』
~ Spiritual Energy ~
政木和三
第四章 心の構え
◎ 本来の人間性
まことの善なる人間とは、何を基準にするのであろう。
本来の人間性とは、当然あるべき普通の人間性のことであり、心を裸にした人間のことであると思う。
着飾らない、素顔の、あたりまえの人間の状態というものであろう。
科学文明のなかった古代の人々は、自然を真理だと信じ、精神を生活の中心とし、生活の基準としていたが、現代のように科学が発達すると、精神は忘れ去られ、物質、現象のみを現実だとみるようになった。
特に利己的な科学者は、無意識のうちに地球に大きな汚染を与えている。
宇宙的な時間から考えると、現代の科学のあるものは、人間に瞬間の享楽を与えるためのものであって、人間に永遠の幸福をもたらすものではない。
たとえば、農薬の発明によって、農民の苦労は半減し労力なくして稲に有害な雑草を除くことはできるが、牛馬用の牧草は有毒な成分を吸収し、これを飼料として生産される牛乳によって、人間に大きな害を与えるようになった。
また、石炭、石油産業の発達によって、大気と水に、人類の誕生以来三百万年間に例を見ないような大きな公害を作った。
農薬にしろ、地下資源の活用にしろ、当時の科学者が十年後を考えて計画すれば、このような汚染も生じなかったかもしれない。
眼前の享楽を求め、科学者の自己の名声のために開発された文明の利器と称されるものの中には、人類にとって最大の敵となるものもある。
人間のほんとうの幸福とは何であろうか。
科学文明を駆使した飛行機、自動車等、石油の産業利用によって生活は楽になるであろうが、その結果として、人間の寿命を短くし、ついには滅亡に追い込もうとしている。
これでも、科学は人間に幸福を与えているといえるのであろうか。
科学がなく、飛行機や自動車がなくても、人間は生きてゆけるものである。
科学が、このような形で発達しなければ、世界大戦のような大量殺人もなく、多くの戦死者も出さず、悲しみにしずむ人々もなかった。
今こそ、科学を中心とした生活と、科学を利用しない自然的な生活と、どちらが人類にとって真の幸福であるかを考え直す必要がある。
人間はかくあらねばならないという本来の人間性とは、法律や規則に従えというものではない。
法律すれすれの行動をとり、法律の裏をかき、得々としている人たちは、法を守っているというが、はたしてそうであろうか。
法律とか規則は、その時代の人間が、自分たちが生活してゆくために都合のよいように決めたものであって、法律を守ることと、本来の人間性とは関係ないことである。
法律を守っているから、よい人間ともいえない。
逆に規則を破って行動した人のほうが、真の人間性から見て正しい場合すらもある。
戦後の混乱期に、米国流の思想が流れ込み、自由と奔放をはき違えた人々が多くなり、その余波を受けて、現在の小中学生で判断を誤っているものも多い。
まるで自分ひとりのために地球があるような勘違いをして、自分の気持ちに逆らう先生に暴力を振るって、何が悪いのかとうそぶいている。
暴力を振るわれた先生たちも、子供のときはそのような気持ちであったかもしれない。
また、父母も同じような思いであったから、子供がそのような考えをしたのかもしれない。
親から子、そして先生から子弟へと、精神的な循環を繰り返し、自分が法律だ、自分だけが真理だと思うようになれば、この世はとげとげしく混乱するばかりとなり、なごやかさは消えてなくなる。
これが人類の滅亡しなくてはならない軌道だとすれば、哀れである。
自分の力だけを誇示しようとすれば、自分自身が滅亡してゆく。
これが “ 宇宙の掟 ” である。
精神エネルギー
初版発行:一九八七年六月二五日
重版発行:一九九三年
著者:政木和三
発行人:赤尾文夫
編集人:新井政義
発行所:株式会社 旺文社
東京都新宿区横寺町五五
〇三-三二六六-六三七二(編集)
〇三-三二六六-六四一四(販売)
印刷:日新印刷㈱
製本:有限会社 市川第二製本所
©1987,Kazumi Masaki
Printed in Japan(303035)
ISBN 4-01-071062-4
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
『精神エネルギー』
~ Spiritual Energy ~
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
info@knestinc.jp
税込¥220,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。