最後の夜のこと
6月22日、きのこと病院からおうちへ戻ってきた。すぐ、きのこの寝床を整えた。きのおが買ってきたオムツもつけてみた。
今週末スタジオでの家族写真の撮影を予約していたが、きっと行くことはできないと思い、リビングで家族写真を撮った。
指にウェットフードをつけて、きのこの口に近づけると、ペロペロ舐めた。
何回か舐めたけど、途中で疲れた様子で舐めなくなった。体を少し支えてあげるとお水を勢いよく飲んだ。
夜はみんなでリビングで寝た。
ハァハァ苦しそうなきのこの息づかいが聞こえる。頭の枕の位置を変えると少し楽そうになるけど、またしばらくするとハァハァ言っていた。
夜中、1時くらいにきのおと一緒に体を支えてお水を飲ませた。力強くたくさん飲んだ。
オムツが濡れていたので交換した。
きのおはまた、寝て、私はその後しばらくきのこを撫でていたけど、いつのまにか眠ってしまった。4時くらいに目が覚めてきのこを触った。暖かかったけど、お腹の上下運動がない気がした。心臓のドキドキも聞こえるような聞こえないような。
え、きのこ死んじゃったの?!え、どっち??
きのおを急いで起こし、きのおにも確認してもらったけど、よくわからないまま側で1時間くらい撫でていたら体が硬くなってきているように感じてきた。え、本当に死んでしまったん?!
まだ生きてるみたいな可愛い顔のまま、逝ってしまった。
さみしい
いつも後ろからついてくるきのこの足音が聞こえない。
台所に立つとそばでトマトをお利口さんに待つきのこがいない。
窓際のカーテンの裾から見える小さな足先と鼻先が見えない。
きのこ、居なくなってなおさら、きのこのいた日常をかみしめているよ。
いつも当たり前に側にいてくれて、ありがとう。
寂しくて、悲しくて、涙が止まらない。
ついきのこを探してしまう。
きのこ、旅立ちました。
今日の明け方、正確には何時かわからないけど、きのこちゃん、お空に帰りました。
あまりに早すぎて、正直心がついていってない。
でも、感謝の気持ちしかないよ、
きのこ、たくさんの幸 せをありがとう。
ホントにありがとう。
きのこのお陰で私たちの人生は豊かなものになったよ。