横浜のレトロでチープなユースホテル。
響く廊下 オレンヂチープな照明
昭和のかほり
窓の外には近代轟音とメタンガス
知ってか知らずか窓の内はろうまんレトロの静かな世界
まるでコンクリート隔てたタイムスリップ
3畳間の部屋
503号室はイビキが聞こえ
廊下で聞く私の足のこすれる音が響く
混じり合わない音。
不調和音。
だから お互い気を使い息をひそめる
壁の薄さは思いやりを産み、
響く廊下は人を感じさせる
生きていくってこういう事なんだと、
今更ながら
一人、長い時間を生き続けた私は
気がついた。