2023年の統計、男性の平気寿命が81歳、女性が87歳だそうです。
その寿命が尽きるまでにどれだけの人間、動物が自分に関わってくるのか。
僕の場合、産まれてから一人暮らしをし始めてるまでの約17年間親と一緒に暮らした年月。
リスザルとダルメシアンも産まれたときにはすでにいて、リスザルは12年、ダルメシアンは8年間一緒に暮らしました。
6歳のときに野良猫を拾い、その子も一人暮らしをするまでの約11年間。
一人暮らしをしてからすぐプレーリーとシマリスを迎え、死ぬまでの約9年間。
亡くなった妻とも18歳のときに知り合い、同棲し約14年間一緒でした。
世界の人口が81億人、そのうち日本の人口が1.2億人、ペットと呼ばれるものを含めたらさらにもっと数は多くなります。
人生で自分に関わってくる人や生き物なんてほんの一握りなのかもしれない。
道をすれ違う人やたまたま電車やバスに乗り合わせた人、帰り道によくいる野良ちゃんやペットショップに陳列されている生き物たち。
もしかしたらその瞬間しか居合わせることがないかもしれないし、そもそも意識すらしない。
そんな中、多かれ少なかれ自分に関わってきた生き物や人はかなりの確率で出会えた奇跡みたいなものだと思ってます。
それが必ずしもよい出会いじゃなくて痛みを伴うような辛い出会いだったとしても、そういう奇跡みたいな巡り合わせだったのかも…と思います。
今残ってる3匹のネコ達は14年、13年、12年と10年以上の付き合いです。
他にもたくさん生き物はいたけれど、仮に寿命が81歳だったとして、たくさんの生き物が自分の人生に関わっています。
本来、お互いにすれ違うだけの関係だったものが何かしらのきっかけで出会えたという事実に感謝しています。
それと…一緒にいたという事実は良くも悪くも後遺症のようなものが残るものだと体感しています。
たまにここにはもういないものや、会いたくてもあえないものに対し無性に会いたくなったり恋しくなったりしてもがいております。
まさに後遺症ですね。