毎年11月は湯河原・真鶴でアート散歩が開催されます。
この期間限定でお店や自宅を開放して、
さまざまなアートを楽しむことができます。
普段はなかなか見れないものが見れたりするので、毎年楽しみにしています。
今年は湯河原にある、スタジオトロッコさんへうかがいました。
もともとは幼稚園だったのを買い取って、
ご自宅とアトリエとして利用されているそうです。
ここで展示されているのは、
光彫作家のゆるかわふうさんの作品です。
住宅を建てるときに使う断熱材を削り、
そして後ろから光をあてるという作品。
恐らく世界でゆるかわふうさんだけだろう、
ということでした。
まず最初に見たのは、ダイナミックな龍。
すごく迫力があって、いまにも飛び出してきそうです。
人がそばに立っているのを見ると、
そのサイズがよくわかると思います。
後ろから光をあてないと、こんな感じです。
その次に見せていただいてのは、鳳凰です。
まぶしく輝きながら羽ばたく鳳凰。
その柔らかい羽毛の感じは、
削った断熱材に見えません。
そして次はこれまたダイナミックな虎。
吠えながら動き出しそうです。
私が気に入ったのは、かわいいうさぎさん。
フワフワとした柔らかい毛が、
とても繊細に表現されています。
どの作品にも共通しているのは、
迫力があったり、愛らしさの中に、
優しさを感じるということ。
見ていると、とても穏やかな気持ちになります。
きっとゆるかわふうさんの人柄なのですね。
暗い中でじっと見つめていると、
その優しい世界に包まれるような気持ちになります。
終了後のランチは、BISTROT Nemo.さんへ。
この日は白身魚のソテーをいただきました。
淡白なお魚も、丁寧に調理されて、味わい深くホント美味しかったです。
一緒に行った友人二人も料理は同じものを頼み、
さらに追加で白ワインを頼み、楽しんでました。
アートなお散歩を楽しんだ一日でした。