もう12月。早いものですね。

 

ご近所さんで集まり、忘年会を開催しました。

場所は今年10月にオープンした荒井商店さんです。

https://araishouten.wixsite.com/peru

 

東京の新橋から移転してこられたそうです。

 

大変恐縮ながら、私は知らなかったのですが、

ミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれた、

有名なお店とのことでした。

 

この日は平日にもかかわらず満席。

 

お店に入ると、異国的な感じで、

まるで湯河原にいるのを忘れてしまいそうでした。

 

 

横に移っていらっしゃるのはお店の奥様です。

キビキビと、明るい笑顔で料理を運ばれてました。

 

昼間もお店の前を通ったら、

鮮やかなオレンジの外壁もはっと目を引いて素敵でした。

お店のインスタでその色をぜひ見てください。

 

 

前菜として出されたのはユカ芋のフライ。

じゃがいもとも違う、ホコホコした食感。

そえてあったマスタードソースをかけるとまた違う味わい。

 

初めてのペルー料理。

ドキドキしながら、

最初からすでに幸せな状態にドキドキ

 

そしてセビーチェ。

一緒に行った人がこれは絶対食べたほうがいいとすすめられて、予約のときにリクエストしました。

さっぱりとマリネのようなものでしょうか。

この日は鯛でした。

ペルーは海に面しているので、魚介も普通に食べるそうです。

 

大きなエビがたくさん入ったスープ。

湯気がたったスープからは、ほわんとエビの良い香りがラブ

もう見た目の色から食欲がそそられます。

スープがしみこんだ白い粒の大きなとうもろこしも、豆のような食感でおいしかったです。

 

その次はあざやかなイエローのお料理が。

ジャガイモにとろりとチーズがかかっています。

少しマスタード風味。

見た目ほどしつこくありません。

私はこれが一番気に入りましたウインク

 

メインディッシュは、

牛ヒレ肉のペルー醤油炒め。

そえられているご飯はインディカ米でしょうか。

パラパラとして、お醤油のタレによくあいます。

 

デザートはピカロン。

じゃがいもとかぼちゃで作ったドーナッツのようなもの。

バニラアイスと黒糖のソースが合います。

 

お料理はどれも素晴らしく、

日本人の味覚に合って、

そしてどこか懐かしい感じもしました。

 

最初に頼んだ飲み物はチチャ・モラーダ。

紫とうもろこしのジュースです。

ポリフェノールがタップリで体によいらしいとか。

 

次はインカコーラ。

ペルー人のはこれを飲みながら、ご飯を食べるそうです。

見た目も味もオロナミンCみたいな感じ。

これもなんだか懐かしい笑

 

ペルーのビールも種類が豊富で、

日本のビールほど苦くなく、

軽くて飲みやすかったです。

私は普段あまりビールを飲みませんが、

おいしいと思いました。

 

ピスコサワーもいただきました。

ピスコはブドウからつくられる蒸留酒です。

上にはフワフワの卵白がのっています。

湯河原産の柑橘類が絞ってあると説明がありました。

甘くて爽やかなお味でした照れ

 

なぜ湯河原に移転されたのか奥様にお聞きしたところ、ご主人はサーフィンと渓流釣りがお好きなんだそうです。

(湯河原には吉浜海岸という、サーフィンができる場所があります。)

 

湯河原は海や山もあって、

柑橘類もたくさん獲れるので、

まるでペルーみたいだとおしゃってました。

なるほどーと思いました。

 

雨上がりの朝は山に霧がたちこめて、

町がマチュピチュみたいにも見えることも、、笑

 

お会計のとき、

「次回ご予約の際は、前回の予約日を教えていただれけば、別のメニューにしますので」

と言ってくださいました。

確か今回の予約のときも、

「食べたいペルー料理があれば言ってくださいね」

とおっしゃってました。

なんとうれしい心遣い。

美味しいだけでなく、

お店の人柄でお客さんが集まってくるのでしょうね。

 

帰りは湯河原駅のほうに歩いていくと、

竹でつくられたツリーが飾られてました。

 

彫られた模様の隙間から、差し込む柔らかい光に癒されます♪

 

今年も残りあとわずか。

静かに年末年始をすごしたいと思います。