
#01 アイビースタイルをお誂えする
秋になり涼しくなると
毎年関わらせて頂くお客様
車が大好きで
クラシックカーが大好き
その中でもロータスを愛されているお客様
風貌はちょいワルなイケ親父な感じなのですが
凄く穏やかで親切な方
こだわりを押し付けるなどと言う事はないし
いつもお会いすれば、クラシックカーの背景にある
時代のお話しから、その時流行ってた服
映画などのカルチャーのお話しまで
伺う事が出来る
この写真のガレージは雑誌社も
取材に来られるほど貴重な場所で
僕も来させて頂くと
毎回、この世界観に染められてしまう![]()
そんなお客様から
僕が一緒に誂えさせて貰うのは
このクラシックカー達に沿うジャケットのお誂え
お客様はアイビールック世代で
現代にはない奥深いオシャレが大好きな方
昭和時代の良さを醸す雰囲気
脈々と流れるロータスを愛する魂
アイビー全盛期のおしゃれな価値観
ここにお応えするべくお仕事させて頂くのです
今回は初めてオーダー頂いた
レジメンタルストライプのジャケットの色違いの
ジャケットをお誂えさせて頂く
こちらのジャケットを初めて誂えさせて頂く際は
ぼんやりとしか知らなかった
"アイビールック"
お客様の熱やこだわりに応える為に
こちらのお客様がお持ちの
アイビー全盛期当時の"Men's club"を
5冊ほど拝借させて頂き何度も
読ませて頂いたのは今でも覚えています
けど、その世代背景から来る
ファッションの世界を知るのは楽しかったです
グループサウンズのファッションや
アイビースタイルの基本みたいなものを
学ばせて頂く機会になりました
お客様に僕を育てて頂いた
忘れられないエピソードの一つですね![]()
その際にお誂えしたファブリック
英国のベイトマン・オグデンのグリーンの
レジメンタルストライプのジャケットが
やっぱり至る所で評判が良いと
お客様におっしゃって頂きました
今回は同じく英国伝統の
ベイトマン・オグデンのファブリックの
色違いのエンジ色のレジメンタルストライプにて
またグループサウンズ感もあり
アイビースタイルの雰囲気も漂うジャケットを
お誂えさせて頂いてます
僕の中でアイビールックと表記するのは
何か寂しげに感じる事もあり
僕自身通り過ぎたファッションではなく
現代的に仕上げていく想いなので
アイビースタイルと表現しています
フロント3つボタンの2つ留め
Vゾーンはすこし狭くなり
フックベントでお誂えしていきます
着丈はそれほど長くせずに
今着てもトレンドにさえ感じて貰える仕上がり具合で
クラシックカーにお似合いの
"今どき"なちょい悪上品な親父の
アイビースタイル
これを創るのが楽しみです![]()
いつまでも若々しく
クラシックカーを愛していかれるだろう"人"
その背景に僕の誂える
レジメンタルのオーダージャケット
とても意味のあるお仕事で
感謝感激のお話しでした



