​<最高級グレード> 入門編の低価格オーダーを経て、熟練の高価格オーダーを知る


今回は工場のご紹介。


当店の


・オーダースーツ

・オーダージャケット

・オーダーベスト

・オーダーパンツ

・オーダーコート


通常であれば

200工程ほどの工程を履んで仕上がるオーダーメイド。


当店の場合は400工程ほどの工程を履む。


大まかにご紹介すると↓


    

​①紙にパターンをひく <手作業>

②チャコ入れ<手作業>
パターンカット前に手作業で服地に
チャコ入れしていく。

③裁断<裁断機&手裁断>

④不要な余白をカット<ハサミ手作業>
裁断後に微妙にあまり過ぎた部位を
切り過ぎない程度にカット
熟練した技術が必要。<繊細>

⑤ディテール縫製<ミシン&手縫い>
ポケットなど各部位に分けて作業

⑦各パーツ縫製<ミシン&手縫い>
ディテールが施された
袖・衿・身頃などをパーツごとに
仕上げて行く。

⑧各パーツを縫合<ミシン&手縫い>
それぞれを、縫い合わせていく。
熟練した技術が必要で
縫製工場の花形ポジション<繊細>

⑨ボタン付け<手縫い>
ボタンを根巻きで縫い付ける
熟練した技術必要<繊細>

⑩プレス&アイロンワーク
クセ付けしてラペルロール
袖のカーブなどを仕上げていく。
熟練した技が必要
花形ポジションの一つ

⑪最終検品

と、簡単に説明しても

沢山あります。


その工程ごとに検品を繰り返し

上記には綴れていない

細かい作業

手縫い、糸入れ、などなど

全工程で400もの工程を

それぞれのスペシャリストが作業する。


工場課題としては

どうしても技術が必要なパートの

若手育成と、

現在コロナ禍で、

社員を減らして作業にあたるので、納期について

の課題があります。


良い縫製は、良いスーツになる

それくらい丁寧に、技を駆使して仕上げられる

オーダーメイドスーツだからこそ

魅力があるんじゃないかなと僕は思う。


いまや

すぐにでも手に入る低価格のオーダーメイドスーツ。


だけど、簡単に手に入るモノではなく

憧れたオーダースーツを

オーダー出来る「ステイタス」を手に入れる事が

オーダースーツなのかも知れません。


僕は、しっかり職人の手が入る

オーダーメイドスーツを着たいなと思います。


世の中はデジタル化が進み

間違いが起こらない、ズレが出ない

勿論、良い部分もありますけど…

人独特の"曖昧"な個性があるから楽しいのかなとも

思います。


今回は改めて色々考える

良い視察になりました。


また、当店ホームページでは簡単に分かりやすく

VOGAのテーラリングをご説明している

ページがあるのでご覧ください。


tailoring






​<BLACK LINE> 一級品に袖を通す人だからこそ「紳士」になる。


私たちVOGAの

キャッチコピーは、2つ


「ワガママだった子供から

 こだわりを持った大人へ」

 

 こだわりを実現出来る

 オーダーメイドブランドであり続けたい。

 


「お客様の魅力を引き出すオーダーメイド」


 ブランドコンセプトをお客様目線で持つ

 それこそがオーダーメイドだと認識しています。



今回、VOGAのオーダーメイド工場を

ご紹介する上で、

あらゆる事をあらためて考えれました。


自分なりに思った事は

スーツと言う服を理解して綺麗なスーツを着る人は

姿勢が良く、意欲的で紳士的だと言う事。


なんでも良いと言って

スーツを着るよりも、

良いスーツを綺麗に着ると

不思議な事に姿勢が良くなりますし、

人に優しく、努力できる

紳士的な人になるんじゃないかと思います。


個人的に感じた事なんで、
「そんなの関係ねーわ」と
思う人も沢山いるかと思いますが、
もし、そうかもと思えたなら
良いスーツに袖を通してみてください。おねがい

最後はMovie 🎥

ほな音譜