病室に入っておはようと声かけると、お母さんが目を開けていた!
え?目開いてる!お母さん??お母さん!!
ダンナさんが、おかーちゃん!わかる?わかったら目パチパチして!って言うと
パチパチと2回瞬きした。
聞こえてる!わかってるわ!
お母さん!お母さん!わかったら目パチパチして!って私も声掛けたら
パチパチと2回瞬きした。
娘もあーちゃん!私わかる?パチパチしてって言うと
パチパチと2回瞬きした。
呼吸は相変わらずゴーゴーいびきみたいな呼吸してるけど間違いなく私たちの言葉を理解し、応答してくれた。
その後はまた目を閉じて、二度と目が開くことはなかった。
娘が帰る日にお別れ伝えてくれたのかな。そう思うと泣けて泣けて。
しばらく泣き止めなかった。
娘が東京に帰り、今日は付き添いしようと思ったけど、看護師さんが
まだ尿もしっかり出てるし、何かあればすぐに連絡するので休んで下さいねと言ってくれたので家に帰った。
ダンナさんも月曜日から仕事なので、明日朝から付き添いしようと思ってた。
なのに月曜日の朝6時半頃、病院から血圧が下がってきてます。今から病院来れますか?って電話かかってきた。
昨日付き添えばよかった。いや、お母さんが寝かせてくれたのかな。
あぁ、いよいよお別れなんだ。
なぜかわからないけど、妙に落ち着いていた。
ダンナさんにも伝えて、病院へ行く準備した。末っ子は既に学校に行ってしまってた(朝練)が、今日は始業式なので早くに帰ってこれるから大丈夫だな。
そんな事を思いながらダンナさんと病院へ。
病室へ入ると昨日までなかったモニターが置かれていて。
呼吸も昨日より静か。だけど早い。酸素も鼻にするチューブから被せるのになってて、酸素量も最大なのかブクブクの音が病室に響いてた。