大学が始まるまで1ヶ月
バイトは決まっているが、初回バイトまでまだ時間もあり、暇を持て余していた。
本を読むかゲームをするかの毎日を見ていた母が、「暇なら健康診断にでもいけば?」と。
予約を取り久々に玄関をくぐる。
家にいたときは燃え尽き症候群というのだろうか。
なぜ生きているのか。
何をしても楽しくない。
辛い。
そんな感情の重さを感じる日々だった。
外の空気は3月というのに肌寒い。しかしそれが心地よく感じた。
健康診断も担当してくれた看護師の方に自主的に健康診断にくるなんて偉いわね。なんて言われたりして。
感情の重さは何処かに行ってしまったのか。
帰り道に聞く音楽はいつもと同じプレイリストだが、いつもより楽しかった。